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 松屋で食したトマトカレーなるものが、フジロックでよく食べるエスニックなカレーに似た味だったので、思わずヘヴン辺りの風景が頭をよぎった。苗場が私を呼んでいる。
 しかし毎日夜遅くまで奴隷のように働いていると、今年のフジには本当に行けるのだろうか?と不安になってくる。初日の24日は行けないことが確定してしまった。残る25と26日もシフト上は一応休日なのだが、今のスケジュールでは本当に休めるのか、前日まで分からないのだ。フジの期間はおろか、まともな休みが全然無くて、労働基準法なんて思いっ切り無視ですよ。
 こんなに働いているのに報酬はほんのわずかだし、何よりフジを差し置いて時間を割くだけの価値があることが他に存在するとは私には思えない。他の誰でもない、私の人生なんだけどなあ。
 ところですっかり旧聞に属してしまうけれど、都議選は予想以上の民主圧勝に終わりましたな。国政に与えた影響を考えると、地方選挙とは思えないほどで、確かに自民に良い材料はまるで見当たらなかったとはいえ、だからと言って大衆が民主になびき過ぎなのも何だかなあと思う。迷走する自民を見ていると一度お灸を据えた方が良さそうとは思うけど、民主ってそんなに期待できるかあ?
 小泉が郵政民営化(のみ)を打ち出して圧勝した時には大きな失望を味わったものだが、今回もそれに近いものを感じる。さしたる根拠も無く、イメージ先行で得た人気が大きな権力に結びつくとろくなことがない。8月の総選挙まではまだいくらか時間があるので、それまでに国民の集団催眠が解けると良いのだが。