Either side of midnight

　夢を語る男は女子ウケが良いと聞いたので、「毎日ブラブラしながらレコードを聴いたり本を読んだりしてるだけでお金がガッポガッポ儲かる仕事がしたい」と話したら、思いっきり軽蔑した目で見られました。


■Jack McManus / Either Side of Midnight

Either Side of Midnight

　最近の愛聴盤。デビューしたばかりの新人とは思えないほど、70年代テイストにまみれたポップな楽曲がずらりと並ぶ。カラっとした明るさがあるのでアメリカンかと思ったが、実はイギリス人。スーパートランプとかエリック・カルメンとか思い出してしまった。今時珍しいメロディー・メイカーぶりが堪能できる。
　ピアノ・プレイヤーのようだが、クレジットを見ると他の楽器も手がけており、8割ぐらいはひとり多重録音で制作されている。ポップ職人らしい偏執的な要素も持っているようだ。

　これはアルバムの中でも飛び切りのキラー・チューン。「Bang On The Piano」。
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