beatleg vol.76発売中

　月日の経つのは早いもので、beatleg誌の最新号が発売になりました。
　今月の表紙はマドンナ。巻頭特集は「Woman In Rock Feature」と題して女性ロック・ミュージシャンを取り上げています。vol.74で特集した「Keyboard Players」同様、性別が女性であるという以外、特に関連の無さそうな人が並んでいます。
　当然のこと、表紙にもなったマドンナをメインに据えており、9月の来日公演のレヴューを始め、近年のライヴ活動やリリース状況がまとめられています。音楽性の好き嫌いは別として、20年以上の長きに亘って一線を退かない点で興味のある人であることには違いないので、13年ぶりとなる来日公演は私も見たかったのですが、「ちょっと興味がある」レベルで見に行くにはチケット代が高すぎました。それ以前にチケットが早々に売り切れてしまったので、行こうか行くまいか、迷っている時間が与えられなかったこともあります。
　今回の特集記事中、私はパティ・スミスのアルバム『Trampin'』以降のライヴ活動を総括する記事を書きました。今回は2004〜05年分をまとめた前編で、後編にあたる06年分は来月号に掲載される予定です。
　見本誌は今日届いたところなので、まだ一部にしか目を通していませんが、元バウ・ワウ・ワウのアナベラのインタビューはなかなか面白かったです。彼女がまだ歌っていたことも私は知らなかったので、バウ・ワウ・ワウ時代から、最近の活動まで、裏話の数々は読み応えがありました。