beatleg vol.75発売中

k_turner2006-09-01



 毎度お世話になっているbeatleg誌が今月も発売になっています。
 表紙&巻頭特集は「ロックに踏み込んだボブ・ディラン」のサブタイトルで、1965〜66年の活動状況や音源について。66年のヨーロッパ・ツアーでドラムを叩いたミッキー・ジョーンズのインタビューが面白いです。先日DVDで発売になった『NO DIRECTION HOME』でもこのツアーの模様は登場しますが、恥ずかしながらそれを見るまでバッキングを務めたのは後のザ・バンドのメンバーだとばかり思っていた私は、どう見てもレヴォン・ヘルムではない小太りのおっさんがドラムを叩いているのを見て、「誰だこれは?」と驚きました。そのおっさんこそがミッキー・ジョーンズで、ややビッグ・マウスのきらいはあるものの、彼が語る当時のツアーの裏話は貴重かつ興味深いものです。
 他にはヴァン・ハント、ジョー・リン・ターナーのインタビューなど。
 私はいつものプライベート盤のレヴューと、特別企画の夏フェスレポートの記事を書きました。