I shall be released ?



 しかしまあ、何ですなあ。毎日毎日生きていると、「わしゃ、何をしとんねん!」と言いたくなることがあります。
 ポテトサラダを作ろうと思い、じゃがいもを茹でたところまでは良かったが、マヨネーズを切らしていることに気付き、代わりにケチャップを使ってみたら何とも微妙な食べ物が出来上がりました。一口、二口食べてみて、とても食べ切れる代物ではないとの判断に至り、仕方がないので小麦粉をまぶして平たく伸ばし、フライパンで焼いてみることにしました。ところが待っていたのは、どうしてこんなことをしたのかと疑問を抱く結果でした。
 今私に必要なのは、はだしのゲン並みのひもじさです。
 かと思えば、某誌に掲載用のプライベート盤のレヴューのため、4枚組のCDを聴く必要に迫られました。20年ぐらい昔に行なわれたライヴの2日分が、隠し録りの素晴らしい音質で完全収録されています。4枚全てを聴くには5時間ほどかかり、気迫のこもったライヴだけに一通り聴き終えるとぐったりします。それから各種資料やネットを使い関連情報を調査します。読者がマニアックでコレクター体質の人ばかりなので、いい加減なことを書くわけにもいきませんから、綿密に調べると2〜3時間は平気で過ぎていきます。さあ、やっと執筆する時が来ました。約2000字のレヴューを書くのにやはり2〜3時間はかかります。トータルで10時間以上かかって出来上がった原稿に支払われるギャラを考えると…、アッヒャッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ  となります。新聞でも配っている方がよっぽどましかもしれません。
 さあ、今日はこれからまた3枚組のプライベート盤を聴かねば…。


スーパースナッズ、約3年ぶりの新作はカヴァー・アルバムに!
MAD3、自主レーベルよりニュー・アルバムを発表!
 共にネタ元はCDJournal.com。こういうメジャーな音楽ニュースサイトで好きなバンドが並んで取り上げられていると、オオッと思いますな。
 スナッズのカヴァー集は選曲が面白い。半分以上はトモコちゃんが選んだんじゃないかなあ。Xの「Year 1」って前にもレコーディングしていたはずだが、録り直したのか?
 MAD3はアルバムも久々だけれど、私はライヴにももう1年以上行っていないので、最近の彼らがどんな曲を演奏しているのかさっぱり分かりません。

アコースティック・ギターからシンセサイザーテルミン、チェロまでをも駆使し、あまりにも壮大すぎるロックンロール抒情詩をここに完成!心底彼らに惚れこむギャバ(カオスUK)プロデュース「Spy from Kyoto」(UKツアーの際に録音したとか)をはじめ、1stアルバム『JACK THE VIOLENCE』以来の全編オール・インスト・ナンバーに失神寸前!

 CDJournalの上記記事を読むと、大きな変革期にいるような気がするが。とりあえずライヴが見たい。
 しかし皆さん、それぞれのフィールドで頑張っておられるようで、励まされますです。私もいつか報われる日が来るさと信じて、原稿を書いたりじゃがいもを潰したりしようっと。