どの競技がどう行なわれたかより、メダルを取ったのが日本人かどうかがそんなに重要なのか?
◆イングランドのパブも禁煙に・法案上院へ
2007年夏には英国のパブで喫煙できなくなる見通しだそうな。アイルランド、ノルウェー、イタリアなどは既に屋内禁煙の法律が可決されているようでもある。
私はタバコは吸わないから別に関係ないのだが、このニュースを読んで草葉の陰のリー・ブリローは何と言うだろうかと思った。私がただ一度だけ見たリー・ブリロー在席時のドクター・フィールグッドのステージで、ブリロー先生は歌いつつ絶えずタバコを吸っていた。相当なヘヴィ・スモーカーなんだなと思っていたら、タバコを吸うのはライヴ中のみで、オフ・ステージでは一切吸わないと後に知って、「芸人やなぁ」と感動した。私がブリロー先生を見たのは91年。咽頭癌によって亡くなったのが94年だから、その頃には本当はタバコなんて吸ってはいけなかったのかもしれない。
英国のパブとは庶民のために営業している店であって、要するに身分の低い労働者階級の人間にとっての憩いの場なのだから、「タバコぐらい吸わせろ!」という声だって少なくないだろうし、パブに生きたミュージシャンであるブリロー先生はイメージを損なわないためにもバカバカと吸わないわけにはいかなかったのだ。時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、建前を重んじる余り法律で縛り付けるのもどうかと思う。体に悪いことは百も承知で吸い続ける文化が消えるのだから。
◆このサイト開いて10秒笑わなかったら勝ち (ネタ元:音楽聴こうよ!)
ハッハッハ、負けた、負けた。
◆暴かれる錬金術:ライブドア事件と時代/2 「想定外」業界及び腰
考えさせられる記事だ。最近毎日新聞は中々頑張っているように思う。
東証と証券会社はライブドアの暴走を止められなかった。証券会社からライブドア関連会社に移った役員は、株の100分割について古参役員に抗議した時のことを覚えている。
「市場への冒とくじゃないですか」。しかし、こう反論された。
「これが資本主義なんだからしようがないじゃないか」
そう、これを否定したら資本主義は成り立たない。それに歯止めをかけていたのはモラルだったが、最早過去の話。社会主義は1980年代に崩壊したが、資本主義も向こう10年ぐらいで立ち行かなくなるのではないかという気がする。日本でもアメリカでも、その兆しとなる綻びはあらゆる所で見ることが出来るではないか。せめて最後にでっかい花火が打ち上げられるのを見て死にたいものだ。