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◆Top sites 500
世界中の最もトラフィック量の多いサイト上位500のランキング。
1位、本家のYahoo!。2位、本家のMSN。3位、本家のGoogle。この辺は妥当な順位かと。で、4位がYahoo Japanで、5位が中国のサーチエンジン。中国関連のサイトは結構上位に来ている。
面白いところでは楽天市場が32位。ライヴドアが37位。ホリエモンは三木谷氏にはどうしても勝てないのか。mixiが74位なのに、2ちゃんねるが112位はちょっと意外。確かに今の2ちゃんねるは掲示板の分類を細かくし過ぎて、一握りの掲示板以外は過疎地も多く、ユーザーが遠のいて行ったのだろう。
私が日記やアンテナでお世話になっているはてなは260位。
日本のサイトだけの上位100位までのランキングはこちら。
◆「素晴らしき吉本芸人たち」
ブックオフにてゲット。99年刊ながら既に絶版で入手できず、探していたのだ。嬉しかったので見せびらかす。サブタイトルに「前田五郎写真館」とあるように、コメディNo.1の前田五郎が個人的に撮り溜めていた吉本の芸人たちの写真をまとめた1冊。プロの写真家ではないので、もちろんピントや構図には難があるものの、芸人仲間故に撮影できた素の表情やしぐさが見事に捉えられている。36年分の吉本の歴史の断片でもあって、資料価値も大きい。
私は生まれが愛知県で、小学校時分などは土曜の午後には必ず吉本新喜劇を見ていた。全国の小学生は皆そうしていたのだと思っていたが、関東では新喜劇の放送自体が無かったそうで、関西とその他一部地域のみの風習だったらしい。ついでに言うと、その後に放送していた藤山寛美の松竹新喜劇も毎週見ていた。
そういう幼少時代を送った者としては、吉本文化の刷り込みたるや凄まじく、この本をパラパラと繰っているだけでも郷愁を覚える。まさに帯にあるノックさんのコメントそのままだ。
◆アップル、新しいiPodを発表
今日はこのニュースに尽きる。ネット上は大騒動であった。関連記事をいくつかピックアップ。これでも目ぼしいものを拾っただけだ。
◇ジョブズ氏、「HDDタイプのiPodはそろそろ交換だろう?」
◇アップル、QVGA液晶を搭載しビデオ再生に対応したiPodを発表
◇iTunes Music Storeでビデオを購入してみました
◇米アップル、動画対応の「iPod」・ディズニーが番組
◇Apple、QVGA液晶搭載MPEG-4/H.264対応の新「iPod」
◇アップルの動画再生「iPod」、2.5インチ液晶・薄型に
◇目玉はiPodではなく人気ドラマの動画配信・アップル発表会詳報
◇「ビデオ対応iPod/iTuneは大いなる一歩」ジョブズCEO
◇米AppleのジョブズCEO、動画配信など「iTunes 6には4つの特徴がある」
◇ほっとけない 携帯プレイヤー買えない貧しい子たち
◇各地でええじゃないか騒動 ビデオiPod発表受け
最後の2つは洒落としては可笑しい。しかし冷静に考えると動画をわざわざ持ち歩いて、あんな小さな画面で見たいかという疑問はある。旅先で映画が見たいというのなら、ポータブルのDVDプレーヤーの方が性能は上だ。ソフトを持ち歩く手間はあるとはいえ。
音楽を聴くためならこれほどの容量は必要ない。私が持っていた(壊れたので過去形)mp3プレーヤーは1.5Gしか容量がなかったけれど、これでアルバム20枚分ぐらいは入れられたので、通常使う分にはそれほど不自由は感じなかった。飽きたら別のファイルに入れ替えれば済むことであって、上の記事では「iPod nanoを衝動買いしたユーザーがヒステリーを起こしている」なんて書いてあるが、持ち歩くには4Gの容量があれば充分ではないか。
今日(アメリカ時間では12日だが)の発表で最も注目すべきは、7番目の記事にあるように人気ドラマの動画配信だったのではないか。その点で次のブログに書かれている内容は鋭いと思ったし、共感できた。
◆アップルにして欲しい次の革命
私がアップルに期待しているのは(そしてたぶんディズニーが最終的に狙っているのも)、iPod向けのQVGAサイズのビデオ配信なんかではない。テレビにつないだ Mac 向けのDVD・HDTVクオリティのビデオ配信である。各家庭にハードディスクレコーダーを置く代わりに、コンテンツ配信者にはビデオデータを置いたサーバーからpodcast の仕組みで配信してもらい、いつでも見られる状態を実現するのである。こんなサービスが一度立ち上がってユーザーに認知されれば、最終的には既存の放送局もコンテンツを提供せざるおえなくなり、光ファイバーでのコンテンツ配信の時代への移行が一気に進むことになる。
充分あり得る話だ。今DISCASだとソフトそのものを送ってくるけど、レンタルビデオも近い将来データを配信する方式になるのではないかな。