良いことがあったら何度も噛みしめるのが、幸福への第一歩である



 新宿へ出たついでにタワーレコードに寄る。邦楽のフロアには発売日には無かったNYLONの新作がちゃんと入荷しており、手書きのポップ付きで展開され、試聴機にも入っていた。大変よろしい。
 さらについででディスクユニオンのパンクマーケットにも行ったら、先日と同じく入口すぐの一番目立つ場所で陳列されており、こちらも手書きポップが付けられていた。在庫量もこの間より増えていて、お店としてもプッシュしていることが分かる。素晴らしい。


1.歌詞が日本語のRapで貴方が思う最もレベルが高い&ノリノリの曲を教えてください。2.その曲の素晴らしさを存分に語ってください。
 はてなの質問より。主に「2」の回答への好奇心からこの質問を見守っていたが、期待したほど面白い回答は出ないまま、終了してしまった。質問者が「存分に語ってください」と言っている割に、回答はどれも口数少なく、抽象的な表現に止まっているのは残念だ。
 ヒップホップやラップの動向に関しては門外漢なので、現在それらのジャンルがどのような言葉で批評されているのかも知らないのだが、プロの批評家でも「ライムがとてもうまいし、メランコリックでありながら、気持ち良いノリを作っているトラックも秀逸です。」程度の言葉しか持ちあわせていないのだろうか。今私はちゃんとしたヒップホップ論が書かれた文章を読んでみたい欲求に駆られている。「ブラスト」や「ウーフィン」でもチェックしてみるか。
ミルクシェイクス、日本盤登場!
 こういうもの凄くピンポイント向けの情報を「KORNの移籍第1弾、12月に発売決定 」なんてニュースと並列で扱ってくれるから、CDJournalは好きだ。
 しかしこの日本盤は税込3,045円と今時異常なほど高いな。何故だ。


音速ラインジャケット写真無断使用の顛末
 音速ラインの「街風」というシングルCDのジャケットに使われていた写真は、個人のブログに掲載されていた写真の無断使用だったとして、その作者(正確には作者の兄)が音速ラインの所属レコード会社であるユニバーサルに謝罪を求めていた件が落着。音速ラインのオフィシャルサイトには謝罪文が掲載されている。
 無断使用は著作権侵害には違いないし、一通り読むとユニバーサルの対応もグダグダだったようなので、謝罪は当然であろう。しかしこのブログの作者とその母はCDの回収とジャケットの差し替えまで要求していたというから、過剰反応という気もする。これによく似た話もあるのだが、それはこちらで。
人にすすめたくなるライヴ1位は?
 全く無意味なランキング。誰が誰に勧めたいのだ。「渋谷のなんちゃって女子高生が定年間際のおじさんに勧めたくなるライヴ」の集計なら興味はあるが。結果を見ると単に動員数の多い順ではないのか?私は今まで生きてきてB'zやSMAPやサザンのライヴを勧められたことは一度も無いぞ。
 因みに私が今一番勧めたいライヴはNYLONと立川談志である(笑)。