リチャード・ヘル出演映画第2弾『Smithereens』、DVDで登場!

 ロックスター志望の夢多き19歳・女子。故郷のニュージャージーを飛び出し、NYにてグルーピー生活のあげくに辿りついた結末とは……。『マドンナのスーザンを探して』、メリル・ストリープの怪演がレッドゾーン突入の名作『シーデビル』などでお馴染み、スーザン・シーデルマンの監督第1作。画面を彩るパンク&ニューウェイヴなライフ・スタイルはもちろん、ロン・ナイスワーナー(『フィラデルフィア』)の脚本がこれまた秀逸! 夢破れて山河あり、80'sの風薫る青春群像劇。リチャード・ヘル以外にも見どころタップリでございます。ぜひぜひ。
※11/2発売予定
●『スミサリーンズ』
(NODM-00004 \3,990(税込))
【仕様】約93分/片面1層/画面サイズ16:9/ドルビー・デジタル・モノラル
【出演】
スーザン・バーマン
ブラッド・リン
リチャード・ヘル
エイモス・ポー

 繰り返し見たくなる映画はそれほど多くはないが、個人的にはこの映画は貴重な例外である。上記解説にもあるように、リチャード・ヘル以外にも見どころはタップリというか、リチャードはむしろ脇役であって、主役は19歳の女の子だ。ロックスターとなるべくチャンスを求めて彷徨う女の子の前に立ちはだかる現実を、嫌というほどリアルに見せてくれる。何より残酷なのはロックスターを目指しているはずなのに、この女の子が歌ったり演奏したりするシーンは一切出てこない。
 この映画の音楽を担当したのはかのフィーリーズである。ミニマルとも呼べそうな淡々としたビートが随所で流れ、現実の不気味さと冷酷さを強調するのに一役買っている。夢多き青少年の心をズタズタにしてくれる傑作。手元に置いておきたい作品だ。
今年のエア・ギター世界チャンピオンはオランダ代表
 今年もそんな季節になったか…。毎年恒例となったエア・ギター世界大会が今年もフィンランドで開かれ、その結果が発表となった。

The official results and points of the Air Guitar World Championships:

1. Michael "Destroyer" Heffels (Holland) 34.3
2. Giesela "Gizzy Guitar" Visser (New Zealand) 34.1
3. Gyuri "Pelvis Fenderbender" Vergouw (Holland) 32.6
4. Takeshi Kongochi (Japan) 31.9
5. Heidi " Funky Chicken" Leitner (Austria) 31.8
6. Darrin "Jimmy Dangles" Smith (Australia) 31.7
7. Miri "Sonyk-Rok" Park (The United States) 31.4
8. Dan "Bj・n Turoque" Crane (The United States)30.8
9. Eero "Oulun oma poika" Ojala (Finland) 29.9
10. Andre Ulriksen (Norway) 29.8
11. Fatima "The Rockness Monster" Hoang (The United States)14.5
12. Katharina "Leni Krawitzkowsky" Tomaschek (Germany) 14.4
13. Antoine "Monkey Boy" Lebrun (France) 14.2
14. Theun "Tremelo Theun" de Jong (Holland) 14.0
Chaitanya "The Wickerlady" Vembar (United Arab Emirates) 14.0
16. Elina "Tarot Woman" Niiranen (Finland) 13.8.

 日本代表の金剛地武志氏は昨年に引き続き2年連続で4位に輝いた。今はまだアップされていないようだが、近いうちに映像も公開されることだろう。楽しみ。