夢うつつ…



 『If I Should Fall From The Grace』というシェイン・マガウアンのドキュメンタリーの試写会のため、午後から青山へ。不慣れな街での不慣れな仕事だったが、映画自体は楽しめた。この映画は一足早くフジロックでも初日深夜に上映されている。あまりに遅い時間(確か午前2時頃〜)上映だったので私は見られなかったけど。映画に関する記事は9/1発売予定のbeatleg誌に書くので、よろしく。一般公開は10月からシブヤ・シネマ・ソサエティにて。
 その後せっかくだから渋谷へ出て今月号のレコードコレクターズ誌を買うつもりでHMVへ寄る。レココレだけ買ったら帰るつもりだったが、店内ではクリアランスセールの真っ最中でバーゲン品が多数陳列(というか箱に入れて通路にぞんざいに放置)されていて、つらつら眺めているうちにいつしか手には数枚のCDが!
 BLOCK HEADSのシングル「Where's The Party」を100円で見つけたのを皮切りに、MADNESSのリマスター盤『The Rise & Fall』(1,190円)、BEACH BOYSの『1970-1986 The Brother Years』(1,190円)、NEW ORDERの『Waiting For The Sirens' Call』(1,267円)、SYSTEM OF A DOWNの『Mezmerize』(1,607円)をお買い上げ。財布の中に満点になったポイントカードが入っていたので、実際に払った金額は3,000円ほど。それでも清水の舞台から飛び降りたつもりで(笑)。3月までなら週に1度はこのくらい買っていたのだが、4月以降こんなことはまるでなかった。しかし当然のことながら、1時間ほど売り場をうろついて気が付いたのは、他にも聴いてみたい新譜や見てみたいDVDが山のようにあるということだ。一応4月以降も月に1〜2度はCDショップを覗いていたものの、少し試聴した以外は眺めていただけで、4ヶ月もろくに新譜をチェックしていなかったので浦島太郎同然である。世捨て人にでもなった気分がして、泣けてきた。こんな生活があとどれくらい続くのだろう。
 今BEACH BOYSの『1970-1986 The Brother Years』を聴きながらこれを書いている。実はこの時代も好きな曲は多いことを改めて知る。「Getcha Back」などはリアルタイムで初めて聴いたビーチ・ボーイズの「新曲」であって、当時の空気が蘇る。フジでやってくれれば良かったのに。


「Che-ez!」など低価格デジカメのNHJが自己破産

 エヌエイチジェイ株式会社(NHJ)は8日、破産手続き開始を東京地裁に申請し、受理されたことを明らかにした。現在、東京本社には申請に関する告知が貼り出され、業務を停止している。
 NHJは、インドの企業グループ「HARILELA」の一員で、1999年に携帯機器を扱う日本法人を設立。主力製品はデジタルカメラ、携帯オーディオ機器、腕時計など。

 あらら。私はここのmp3プレーヤーを使ってます。一昨日持ち歩いてる途中で落としてしまい、それ以来ボタンの動作をロックする機能がいかれてしまって困っていたのだ。何だか暗示的。低価格で使いやすくて、音もまずまず良かったので満足して使っていた。買い換えるなら同じメーカーの後継機にしようかなとも思っていたのに。
11月上旬、村八分ボックス限定発売

唯一のオリジナルアルバムに未発表ライブ&スタジオテイクを満載した8枚組、さらに幻の未発表映像収録のDVD、豪華ブックレット+特典ステッカーという究極のコレクターズアイテム!初回限定受注生産。特殊ボックス仕様。村八分「ライブ」(ELW-3003)をオリジナル被せ帯、紙ジャケ共に完全復刻!マスターテープを忠実に再現した最新リマスタリング

 2万円かあ。これで打ち止めなら買うべきだな。しかしCD8枚分もの音源があったのか。ロック画報No.5で言及されている音源はほとんど入るのではないか?10/11には山口冨士夫が語る村八分の本も出版される模様。いずれも上記リンク先で予約受付を開始している。本とボックスセットの同時予約で特典もあるようだ。う〜む、事件には違いない。記念に秘蔵写真を貼っておく。