k_turner2005-02-16



 早朝の地震には私もご多分に漏れず目を覚ましたのだが、はっきりとは覚醒せず、「こんなはずはない。こんなに揺れるのは気のせいだ。きっと夢に違いない」と自分で自分に言い聞かせていた。しばらくして揺れが治まったら「やっぱり間違いだったんだな」と安心して寝入ってしまった。一連の経緯に気付いたのはその1時間後に目覚ましで起きてからだった。ラジオのニュースで地震が夢ではなかったことを知り、「でもとりあえず無事だったからいいか」と思った。どうせ死ぬならこの調子で死にたいものである。
遠藤賢司&カレーライスと銀杏BOYSの対バン・ライヴが実現
 銀杏BOYZの曲にはパンクと言うよりはフォークに近いテイストを感じていただけに、興味深い組み合わせだ。見たいなあ。でもロフトではチケットは瞬殺であろう。ところでほんの1ヶ月ぐらい前まで銀杏BOYZとガーリックボーイズを混同していたのは内緒である。
doa  R.E.M.来日公演のオープニングアクトに決定!
 doaなるバンドはこの間初めてテレビで見た。その時には「新手のアルフィーか?」と思ったのだが、この記事を見るとビーイング系と判明。全く意外性が無い。それなのに、何故R.E.M.の前座なの?東名阪ということは3公演とも着いて回るのか。R.E.M.のファンから総スカンを喰らう場面が目に浮かぶようだ。
「iPod」保有者は高所得のブロードバンドユーザー――米調査

 米国で「iPod」などのMP3プレーヤーを持っているのは18歳以上の11%に当たる2200万人に上り、ブロードバンドユーザーの保有率が最も高いという傾向が、非営利組織Pew Internet & American Life Projectの調査で明らかになった。
 調査は1月から2月にかけ、全米で18歳以上の2201人を対象に電話で実施された。10代は調査の対象にはなっていないが、この層を加えるとMP3プレーヤーの保有台数はさらに数百万台増えるだろうと報告では指摘している。
 iPod/MP3プレーヤーを持っているのは男性の14%に対して女性は9%。年代別では30歳未満のほぼ5人に1人(19%)が保有、30〜39歳と40〜48歳の層はそれぞれ14%だった。
 インターネットを積極的に利用する層ほど保有者が多い傾向も判明。インターネットユーザー全体の保有率は15%で、特にブロードバンドを利用している場合は23%が保有、ダイヤルアップユーザーの9%を大きく上回った。家庭と職場の両方でブロードバンドを利用しているというユーザーの保有率は最も高く、31%に上っている。一方、インターネットを利用しない層では4%のみだった。
 世帯収入で見ると、年収7万5000ドル以上の世帯の保有率24%に対し、3万〜7万5000ドルの世帯は10%、3万ドル以下の世帯は6%。子供がいる家庭では16%、子供がいない家庭は9%の保有率だった。

 日本で同様の調査結果が無いので、あくまで個人的な感覚で判断すると、日本ではここまで普及はしていないように思う。その違いが生まれた原因のひとつには、日本では音楽ダウンロード販売サービスがまだ定着していないからだ。逆に言えばブロードバンド環境とダウンロード販売サービスが組み合わさることで、MP3プレーヤーの保有率が上がることはこの調査で裏付けられた。
 ブロードバンドの普及率についてはここに面白いデータがある(2004年9月末現在)。日本は加入者数では世界3位なのに、普及率はトップ10圏外なのだ。アメリカも加入者数では世界1位ながら、普及率ではトップ10圏外。ただし人口から割り出した普及率ではアメリカが11%程度となるのに対し、日本は14%強で日本の方が高い。つまり日本の方がアメリカよりブロードバンドは普及しているのに、使いこなせている人は少ないことになる。
 その原因となっているのは何かと言えば、ダウンロード販売サービスを定着させられない日本の音楽業界を見過ごすことはできないだろう。商売が下手なのだ。何だか毎回結論が同じ所に着地してしまうので、いい加減飽きてきた。起死回生の一発を頼むよ、そろそろ。