たまにはふつーの日記を

まさかこの曲を演奏するとは…



 午前10時ごろ起床。体調悪し。二日酔いである。自宅で一人で飲んで二日酔いは、いい大人として情けない。こんな生活はもう厭だと毎回思う。一向に改善されないが。
 風は冷たく、時々強く吹くものの、天気は良いので洗濯。掃除も少々。ネットをつらつら見ている内に日は傾き始める。ようやく食欲も湧いてきたので外出。松屋にて牛めしとトン汁のセット。決して美味いものではないが、ここのトン汁はたまに食べたくなる。
 4月に地元の市民ホールで行われる「立川談志と若手精鋭落語家の会」のチケットが今日から発売だったことを思い出し、ホールのチケット売り場へ。一般のチケット発売は来週からだが、私は市の振興財団の会員なので一般より1週間早く、しかも1割引きで買えるのだ。既に午後4時近かったので前の方は埋まった後かなと思いつつ、受付嬢に尋ねるとまだ1列目が残っていて気が狂わんばかりに喜ぶ。嘘である。心の中でほくそ笑んだだけだ。
 帰り道、みやこ焼きという地元では有名な今川焼きの店に行列ができていて、普段甘いものを進んで買うことはない私だが、デザートのつもりでつい並んでしまう。1個80円のみやこ焼きをあずきあんとしろあんの2個購入。(゜д゜)ウマーだけど、ずしりとボリュームがあって1個でも充分な量であった。しかし冷めてしまうのはもったいないので無理して2個食べる。これでは晩ご飯はいらないなあ。
 夜、教育テレビの「トップランナー」を見る。ゲストがハナレグミだったからだ。メインゲストとしてこれだけ長い時間のテレビ出演、しかも地上波は初めてだろう。スタジオでのライヴ演奏とインタビューによる質素な構成は、ハナレグミの音楽性にも合致しており良い番組だったと思う。新作のプロモーションを兼ねていたのは当然だが、ミュージシャン永積タカシの経歴を辿りつつ、ハナレグミをやっている必然性も浮き彫りにしていた。「サヨナラCOLOR」が誕生した背景と、その後のスーパーバタードッグの活動休止の理由についても永積は包み隠さず語り、その無防備さが彼の音楽を形成する要因でもあることを知らしめた。
 先日、ハナレグミの新作『帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ』の感想で、「バタードッグ復活の日もそう遠くはないのではないか」と書いてしまったが、今日のインタビューを聞く限りでは、ハナレグミとしての活動をストップすることはあっても、かつてと同じバタードッグの活動再開は多分望めないだろうなと思った。次に彼がやることはハナレグミともバタードッグとも違うことのような気がする。
 その後、先週買ったままだったムック「落語ワンダーランド」を読む。落語ワンダーランド―お悩み別作品ガイド100席&古今東西の噺家100人以上登場! (ぴあMOOK)
 主に落語のビギナー向けに、落語とはどういう芸能なのかから始まり、現在の落語界の状況なども判り易く解説している。こういうムックはありそうで無かったし、現代に至る落語を体系的に知る資料としても価値がある。ただしややビギナーに媚び過ぎのきらいはある。それに古典落語のCDが付いているとはいえ、ビギナー向けを意識するなら2,415円(税込)という価格は少々高いようにも思う。あちらを立てればこちらが立たずで、難しいところだとは思うが。