暮れのご挨拶



 この1週間はいろいろなことがあり過ぎて、しかしほとんどがプライベートな内容なのでとてもここに書くわけにはいかない。気が付いたら今年が終わる寸前まで来てしまっていた。あ、26日のビデオ上映会にお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。26日の詳細は書こう、書こうと思っているうちに時間が経ってしまい、今となっては遥か昔の出来事のようです。ポテンシャルが維持できてないので、もう既に書くべきようなことが思い出せません。悪しからず。
 しかし暮れというのはめんどくさい仕事が多くて滅入る。大掃除とか年賀状書きとか。あ、どっちもやってないや。えーと、ほら、年間ベストアルバムとかさあ。嫌なら引き受けなければいいじゃないかと、引き受けた後で気が付くのだが、あれは面倒なものですねえ。今年1年間に聴いたレコード、CDをリストアップして、気になるものは聴き返したりして、最終的に順位まで付けなければならない、と。一人の人間が聴ける枚数には限度があるし、どうしたって主観が混じった評価になってしまう。にも拘らず、年単位でベストを選出する意義はどこにあるのかを考えると、選者の価値観や個性に商品性があるかどうかが問題となるのではないか。果たして私のセレクションを見て納得したり感心したりする人などいるのだろうか。ましてやそれを信じて「これを聴いてみよう」などと思ったりするのだろうか。そこまでの責任を負うことがプレッシャーとなって、「めんどくさいなあ」につながっていくのだが、めんどくさいとは感じつつも、案外楽しんでやっているような気もする。年明け早々には締切りなので、帰省の際にも候補作をMP3プレーヤーに詰め込んで、ああでもないこうでもないと悩んでこようと思っている。
 そのMP3プレーヤーは4日ほど前に届いて、早速活用している。計算外だったのは、MP3の音質が想像以上に悪かったことで、仕方ないので圧縮レートを下げて標準の128kbpsより一段階上の160kbpsで取り込んでいる。これでやっとMDと同程度の音質で聴ける。圧縮率を下げると当然ファイルのサイズは大きくなるので、私の1.5Gのプレーヤーではアルバム20枚分ぐらいしか入れられない。これは誤算だった。操作も思ったほど難しくないし、早くも生活に欠かせないものになりつつあるのだが、容量に関して本格的に不便を感じるようになったら、プレーヤーの買い替えも考えねばと思っている。
 今年は何をやっているのかよく分からない内に終わってしまったような気がするので、来年はもう少し充実した年にしたいものだ、などと殊勝なことを思ったり。まあ、計画段階のことはいくつかあるにはあるのだが。
 前述の通り、31日午後より帰省します。寄生虫、もとい帰省中はここの更新もできないと思います。毎度ご贔屓にしていただいている皆様、気は確かですか?じゃなかった、どうもありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いします。こんなページを見に来る、ファンキーで文化レベルが高くて、きっと暇な皆様にとって来年が良い年でありますように。そして見に来ないファッキンな奴らの頭の上にテポドンが落ちますように。