脱稿…

　１週間のご無沙汰でした。司会の玉置ヒロシです…。
ここしばらくずーーーーーっと取り組んでいた原稿仕事がやっと終わりました。ホンの１時間ばかり前のことです。その仕事とは８日から始まるエルヴィス・コステロ・ジャパン・ツアーのプログラム用原稿です。
　１週間後に始まるツアーのプログラムに載せるのに、今頃原稿を書いていて大丈夫なのかと同業者の方、もしくは一般常識をお持ちの方なら思われることでしょう。だけどよう、世の中には色々事情っつーもんがあるんだよ。こっちだって好き好んでこんなにギリギリまで粘ってたわけではない。かと言ってその事情を事細かに説明しているような気力や体力はとうに奪われているので省略。
　英語で締切りのことをdeadlineと申しますが、まさしく死線を渡るような日々でございました。文字数だけ見れば５月に書いたザ・フーのムックを超えていると思う。今年一番の大仕事だったなあ。原稿を書く方はこれで終わりだからいいけど、可哀想なのはデザイナーさんと編集者さんである。これから分刻みで編集作業を終わらせて、明後日の朝一で印刷に回さないと８日の開演までにプログラムが出来上がらないのだ。陰ながら応援させていただきます。
　しかし今回のプログラムは手前味噌ながら、面白いものになると思いますです。今度のツアーはあまり売れていないアルバムをサポートするもので、しかも東京は12月の平日のみ３回というスケジュールだ。どう考えたってコアなファン以外は足を運ばないでしょう。それを見越して、原稿は極めてマニア向きに書いておいたので楽しみにしていただきたい。「She」とか「Smile」でエルヴィスを知って、ベスト盤だけ聴いたなんて俄かファンには書いてあることの半分も分からないような内容になってます。私以外の方が書いた部分はまだ読んだわけではないのだけれども、概要を聞いて、一ファンとして私も非常に興味を抱いたのは事実です。会場にて１冊2,500円にて販売される予定なので、ご来場の折にはぜひ1冊、いやいや、1冊と言わず2冊でも3冊でもどうぞ。