DETARMINATIONS解散
あまりにも突然のことで何と言っていいのやら。関西スカシーンの大ボス的存在で、7インチ盤中心のリリースを続けた姿勢は、音楽面だけでなくオーセンティックなスカの活動スタイルそのものを標榜していたバンドだった。一方で孤高の存在に止まることなく、プリンス・バスターの来日時にはバッキングを務めたり、エゴ・ラッピンとコラボレーションしたり、スカの普及促進にも積極的だった。
音楽的傾向は異なるものの、ROCKING TIMEもこの春解散してしまったし、老舗ののれんが消えるのは寂しいものよ。情けないことに、定評ある彼らのライヴは結局一度も見れなかったのが悔やまれる。去年噂だけ先行して、遂に実現せず終いだった7インチ音源のコンピレーションアルバムは、何とかリリースしてもらいたいものだ。デタミの7インチは既に大半がプレミアが付いてしまっていて、今では手が出ないからね。