チャーリー・ワッツ、咽頭癌で闘病中

[ロンドン 14日 ロイター] 伝説のロック・バンド、ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツ(63)は現在、喉頭がんを患っているが、放射線治療を受けており完治する見通し。
 バンドの広報担当者が14日明らかにした。
 英国のメディアに向けた声明によると、ワッツは6月に小さな手術を受けた後、喉頭がんと診断されたが、ロンドンの病院での治療は最終段階に差し掛かっている。
 広報担当者は「完全に回復し、今年後半にはメンバーとの活動を再開するだろう」と述べた。
 メンバーの中でも最も寡黙で知られるワッツは、数十年前にたばこを止めた。
 英紙は、ワッツの家族の友人の話として、「完全回復のあらゆる見込みがあると告げられている。だからワッツはとても前向きだ」と報じている。(ロイター)
[8月15日14時28分更新]

ビルボードのサイトでも同様の報道。
63という歳を考えれば何が起きても不思議ではないのだけれど、実際こうしたニュースに触れるとショックだ。チャーリーにもしものことがあれば、ストーンズは間違いなく解散するだろう。単にオリジナルメンバーだというだけでなく、各メンバーも公言している通り、ストーンズサウンドの要であるからだ。無事回復してまた演奏できるようになるよう、報道を信じたい。
それにしても、ミックも体調不良のため前回のツアーは何度かスケジュールを変更せざるを得なかったし、ロンもつい最近またアル中治療のため入院したとのニュースがあったばかりだ。ストーンズを維持していくというのは並大抵のことではないのだね。


◇ロックいろはかるた
  ロンよりキース
一見堅実そうなロンよりも、滅茶苦茶やってきたキースの方が健康で丈夫だということ。転じて人生なんてどうなるかわからないの意。