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会社帰りに新宿のタワーへ寄る。まあ、いつものこと。8階の洋楽フロアーで目にしたこの店の売り上げランキングは1位トータス、2位クイーン、3位スクエアプッシャーだった。1位と3位のアルバムを同時に購入する人はいそうだが、1位と2位、または2位と3位を同時購入のパターンはちょっと考えにくい。これだけ嗜好の異なる音楽がそれぞれに支持されている健全さを見た。
偶然こんなDVDが発売されているのも発見。
以前にも書いた通りこの方は今うちの近所で中華屋を開いているおばちゃんである。注文を頼むと「はいよ!!」と威勢のいい返事を返してくれる人なのだ。写真集やエッセイを出しているのは知っていたが、ついにメインのDVDまで現れたか。世に中華屋のおばちゃんが何人いるのか知らないが、こんなに人気のある中華屋のおばちゃんはちょっと他にいないだろう。
BBCのデジタルラジオ局6ミュージックが集計した「人生を救った曲」のランキング結果が面白かったので転載。
1.ザ・スミス「I Know It's Over」
2.ボウリング・フォー・スープ「Girl All The Bad Guys Want」
3.R.E.M.「Everybody Hurts」
4.ザ・キュアー「Pictures Of You」
5.レディオヘッド「Fake Plastic Trees」
6.ジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart」
7.ピンク・フロイド「Comfortably Numb」
8.ケイト・ブッシュ&ピーター・ガブリエル「Don't Give Up」
9.ブラー「This Is A Low」
10.ザ・ビートルズ「Good Day Sunshine」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Under The Bridge」
(10位は同票で2曲)
イギリス人って暗いんだね。それにしても所謂大ヒット曲ではないものが多いのと、詞の内容が重視されている点は注目に値する。ただしだからと言ってイギリス人と日本人の音楽の聴き方に決定的な違いがあるということではないと思う。おそらくこれらの曲は日本人にとってのZARDの「負けないで」とか長渕剛の「乾杯」みたいなものなんだろう。