今日もFour Seasonsを求めて彷徨う。昨日のHMVとは目と鼻の先にある新宿南口タワレコへ。ここは平均週1回程度は来ているから既に勝手知ったる他人のレコ屋状態。慣れた感じで「F」のコーナーまで来て唖然。ここにも在庫はゼロ。もしかして今Four Seasonsのカタログは全面的に廃盤なのか?
仕方ないので昨日と同様他にめぼしいものは無いかと店内をうろつく。週1ペースで通いたくなるだけあって、HMVとは在庫状況に歴然とした差が感じられる。新譜は売れ筋だけでなくてマニアックなリスナーが喜びそうな作品でもちゃんと置いてあるし、こんなのが出てたのかと衝撃の出会いを果たす旧譜だって相当数見つかる。ということで店内をうろついているだけで1時間やそこらはあっという間に過ぎて行ってしまうのだった。
1時間も散策していると欲しいCDがバカバカ出てくるのは困ったもので、その中から予算との兼ね合いで厳選したこの日の収穫は次の2枚。まずON-U SOUNDの前身であるHITRUNが出していたCreation Rebelのセカンド『Rebel Vibrations』。ごく最近発売になったようで大量に並んでいた。これならHMVにもあったかも。同時発売のファーストももちろん欲しかったのだが、視聴機で聴き比べてみたらパーカッションのアタックの強さでセカンドに軍配が上がったのでとりあえずこちらだけ。70年代のUKダブの秘宝と呼んで差し支えない幻の1枚。オーガスタス・パブロの影響がモロ。
もう1枚はクレジットによると93年発売のDNAのCBGBで行われたラストライヴ実況盤。レーベルはAVAN。タワレコが在庫していただけでも偉い。
その他にはChris Diffordのソロアルバムが出ているのを発見したが、何となくヤな予感がしたので今日はお見送り。本日の「こんなの出てるんだ」大賞はカナディアン・スワンプの幻盤Hans Staymer Bandのファーストとセカンドに送りたい。買わなかったけど。