昨日深夜フジテレビで放送されたキリンジ武道館ライヴをビデオで見る。始まってすぐ音声がモノラルであることに気付きがっかり。深夜とはいえ音楽番組なんだからステレオで放送して欲しかったな。実は恥ずかしながらキリンジのライヴは見たことないのだが、テレビを通じて見た印象ではレコードより肉感的でダイナミックな演奏であった。全8人の大所帯で奏でるのはレイナード・スキナードドゥービー・ブラザーズかと言いたくなるような骨太なアメリカンバンドばりのサウンドで、シンプルながらお金がかかってそうなステージセットのインパクトもあるし、武道館のスケールに負けない内容にはなっているように見えた。彼らはライヴバンドというイメージからはかけ離れているとばかり思っていたが、その認識は改める必要がありそうだ。