パソコンが言うことを聞いてくれない。7年半もの間酷使し続けた主人には愛想が尽きたのか、うんともすんとも返事をしてくれない。理由は分かっている。80MBしか積んでいないメモリは常にフル稼働で、処理しきれない分はハードディスクへ間借りに行くのだが、そのハードディスクの空きがとうとう1MBを切ってしまったのでスワップする余裕が無いのだ。不要なファイルを捨てるなり保存するなりしてハードディスクを空けてやれば問題は解決することぐらい私でもわかっている。そんなことはとうの昔にやっているんだよ〜ん。ファイルはおろか、買った時に付いてきたソフトも大半は捨ててしまった。ウィンドウズに付属の各種アクセサリーも大半が削除済み。今や私のマシンはネット接続専用端末でしかない。にも関わらず、サーバーからメールを読み込むことさえ素直にはやってくれない。でかい図体している割には携帯よりも使えない。
賢明で記憶力の良い顔立ちの整った読者の方なら、この正月に新しいパソコンを注文したことを覚えておられるかもしれない。事の経緯を書き記すのがめんどくさかったので今まで黙っていたが、実はあれはキャンセルしてしまったのだ。元旦夜にhpのサイトから入れたオーダーが受理されたのが1月5日。メーカーだって正月は休むのだからこれは問題ない。ところが6日になってパーツが品切れしているので納品は2月中旬になるという連絡が入り、そんなに待てないので翌日キャンセル。振り出しに戻っていろんなメーカーのサイトで比較検討した結果、Dellに良さげなモデルを見つけオーダー。これが9日ごろだったか。現金では払えないのでクレジットの申込み用紙が届くのを待っていたら、その間にほぼ同じ構成のマシンが2万円近く値下がりしやんの。これでまたぶちぎれですよ。もともとデザインがあまり気に入ってなかったこともあってこちらもキャンセル。その後は何だかどうでもよくなってうやむやなまま、今日まで来てしまった。
20万円弱の予算とはいえ、私にとっては数年に1回しかない大きな買い物である。ある程度勢いというものがないと踏ん切りがつかないのだ。すっかり購買意欲を削がれたままぐだぐだしてたら現用マシンが天寿をまっとうしそうな情勢になってきた。やはり今が買い替え時なのか。それにしてはやたらと邪魔が入るのだが。
そんな訳で自宅のパソコンではネットにもろくに繋げない状態なので、ネットができるマンガ喫茶まで来てダイレクト販売サイトを巡りつつ、これを書いている。今の状態なら3万円ぐらいで買える中古でもとりあえず用は足せるよなあとか考えてみたり…。