ここ数年は全くと言っていいほどやっていなかった自炊を12月から復活させてみたら、それが徐々にエスカレートしてきた。100円ショップで手頃な食器を物色したり、切らしたままだった調味料を揃えてみたり。最近は会社から帰る電車の中で今夜の献立を考え、スーパーで食材を見繕ってから帰宅する日々だ。料理をすることは元々嫌いでないので、暇な時間があった学生時代などはかなり凝ったこともやっていたが、最近また勘が戻りつつあるのを実感している。
寒い日が続くこの時期は鍋率が上がるのは仕方ないところで、普通の水炊きに始まり、湯豆腐、もつ鍋など和風コースを歩んできたが、今日は少し目先を変えてポトフを作ってみた。キャベツ、にんじん、タマネギを適当なサイズに切り、コンソメのスープで煮込む。野菜に火が通ったら塩、胡椒で味を整え、一口サイズに切ったウィンナーを落とし、さらに煮込むこと少々。簡単にできて、栄養のバランスも取れて、あったまって、ウマー。言うことなし。少しコクが足らないようだったのでウスターソースを少量垂らしたら、これまたウマー。何かのレシピを参考にしたわけでもないのに、これだけの味が出せれば我ながら上出来。私は天才かもしれない。