誇り高く生きよう



 NHK「SONGS」というTV番組忌野清志郎のスタジオライヴを見る。泣けた。
 56歳の人間があれだけ溌剌とした音楽をやっていることに単純に感動したし、声の調子も予想していたよりはるかに良いみたいだ。「スロー・バラード」で以前と変わらないシャウトが聴けた時、思わずこみ上げるものが。番組内では清志郎の短いインタビューも挿入されており、闘病生活にも触れられていた。やはりガンを克服するというのは大変なことだったようだ。しかしこれだけのパフォーマンスができているのだから、もう大丈夫だろう。テレビで見てこれほど凄いのだから、実際のライヴは何倍も素晴らしいに違いない。私は運良く10日の武道館のチケットを手に入れることができた。近年これほど楽しみなライヴもちょっと無い。
 この番組は総合テレビで12日午前1時50分〜と、BS2で13日午前8時30分〜の再放送もある。見逃したという不幸な方はぜひ見るように。いいから見ろってんだ。


 今日は定期の通院の日だった。その帰り道に久々に新宿のタワーへ寄り、本日発売のロマーンズのセカンド『It's My Turn』を購入。あの大きな店で一番大きくスペースを取って陳列されていたのには、驚きを通り超えて笑ってしまった。やはり今日が発売日だったBAWDIESと50回転ズと一緒に特設コーナーが作られていたのだ。3月にこの店の屋上で、この3組によるライヴ・イベントも開催されるようだ。やるな、タワー新宿店。
 好きな人たちがあちこちで成果を上げているのを目にすると、実に励まされる。