Revival

k_turner2007-06-25



 ネット環境が暫定的に復活。ただしパソコンは直っていない。セーフモードでもネットにアクセスできる方法を見つけただけだ。セーフモードでは表示がおかしいし、動作も遅い。この状態でいつまで使えるかも分からないので、可及的速やかに正常なネット環境を取り戻す必要があるのだが、目の前に大きな壁が立ちはだかっている。
 ビックカメラで320GBの外付けHDを買ってきたまでは良かった。さあ、データをコピーするぞーと張り切っていたのは最初の10分ぐらいまで。動作が殊の外重いせいか、時間がかかることかかること。60GB程度のフォルダ(入っているのはほとんどがBitTorrentで落とした隠密音源)をコピーするのに5時間ぐらいかかってしまい、すっかりやる気を失くす。
 実は今仕事が繁忙期を迎えおり、文字通り朝から晩まで働いているので、出勤の日は帰宅してから寝るまでが1〜2時間しかない生活を送っている。飯を食ったり、風呂に入ったりしていると、そんな時間はあっという間に消えていくのである。従ってパソコンに向かう作業は休みの日にしかできないのだが、休みの日は休みの日で他にやらねばならない用事というものがあり、腰を据えて取り組むことが難しい。
 そうこうしているうちに、本日セーフモードでネットにアクセスする方法を見つけてしまったため、リカバリ作業はもう少し先になりそうな予感。辛うじてでもネットに繋がったことで、ここ10日程度調べたくても調べられなかったことを検索しているうちに時間がどんどん過ぎていく。おまけにリカバリ用ディスクがまだ見つかっていない。多分あの辺にあることは分かっている。でも探すのがめんどくさいのだ。
 とここまで書いて、良いことが書いてあるページを見つけた。
仕事を先延ばししてしまう11の理由とそれへの対策
 これで言うと1番と2番と4番の複合で、6〜8番も絡んでいる。仕方ないので、これをアップしたらやってみますか。




 ということで、次にネットにアクセスできるのはいつになるか不明のため、現時点で日記ネタとして溜まっていたものを小分けして放出しておこう。溜めすぎて腐りかけのネタ多し。
◇最近の愛聴盤

Memory Almost Full
 DVD付きの限定盤ではなく、レギュラーのUS盤で購入。何も目新しいことはやっていない。しかし64歳になっても、創作意欲が衰えず、アイディアが豊富であることに驚かされる。え〜と、この人は40年前に何て言ってたっけ?

At My Age
 米Yep Rocでは6/26発売と聞いていたのに、6/13には一緒に注文していたアナログ盤と共に届いた。発売日が変更になったのかと思い、Yep Rocのページで確認したら、「発売まであと2週間!」と書いてあって笑った。アメリカンは大雑把だ。
 届く前から予想できていた通りの内容。本人も既に余生のつもりのようで、タイトルに偽りなしのご隠居による趣味の縁側音楽である。ポール・マッカートニーと比較すると、この人は決してポップなサウンド・クリエイターではなかったことがよく分かる。ブリンズリー時代の姿が本領だったのだなあ。
 内容が悪いとは言わないまでも、年寄りであることをこうも肯定されてしまうと、さすがに退く。去年のボブ・ディランのアルバムを聴いた時と同じような感想。リスナーとしてはそこまで付き合えるほど、年老いていないのでね。

Golden green
 先行シングルの「黄金の緑/Love scene」は良い露払いだったのだ。『泥棒』以降続いていた尖がった感覚、前衛的と言ってもいい方向性を見直したようで、歌を聴かせる作りになっている。思わず口ずさめそうな曲がいくつもあり、雰囲気も明るい。ただこれが日和見的転向の結果かというとそうでもない。作曲者として朝本浩文が2曲復帰している以外は、近作で名前を目にしていた布陣による制作。そのままAlaya Vijanaじゃないかと言いたくなる曲もある。
 『アメトラ』や『turbo』の頃に戻ったのではなく、数年間続けていたことを翻訳し、分かりやすく構築しなおしたとでも言おうか。浅薄な印象を受けないのはそのせいだし、歌い手として表現力がより広がっているせいもあるだろう。


立川談志独演会
 6/19西新井文化ホールにて。談志の演目は「千早振る」と「金玉医者」。家元の「千早振る」は生の高座では初めて聞いた。
 4月によみうりホールで見た「粗忽長屋」のテンションの高さには目をみはるものがあった。最初から最後まで観客の爆笑が途絶えなかったため、途中から身震いすら覚えたものだ。しかしさすがに毎回あのノリは望めまい。演目はどちらも軽めのもの。家元としては可も無く不可も無くといったところ。独演会なのに朝志というCコース(在家弟子)の噺家を前座に起用し、ゲストに松元ヒロを呼んだあたり、家元も自らのパワーダウンを認めざるを得ないということだろう。70を超えているわけだし。噺家としての旬は明らかに過ぎているのに、これに匹敵できる他の噺家がいるかというと、いないところが家元の凄さではある。見られるうちに1回でも多く見ておきたいと思わせるのだから。
 終演後、Totちゃんたちとの飲み会が面白かったので、せつない気持ちも少しやわらいだ。また行こうな。


ALLEN TOUSSAINTが今年も来るらしい
 10月に大阪、福岡、東京のそれぞれのBillboard Liveにて。バンドが付くという表記にはなっていないので、恐らく今回もピアノのソロだろう。
 見たいのはやまやまだが、会場がなあ…。しゃちほこばったハコでのライヴはどうも性に合わない。ドレスコードとかあるのかな。チケットも安い席で6,500円だ。ということで迷い中。しかしトゥーサン単独で来日するということは、エルヴィス・コステロとのジョイント・ツアーでの日本公演は結局無いということか。