Let me down easy



 ゴールデンウィークなんて関係ねえけど、今日は休日であった。休日が日曜日に当るのは本当に久しぶり。天候も良く、早朝に洗濯物を干してから惰眠を貪る贅沢を味わう。
 昼過ぎにようやく起き出し、ゴロゴロしているのももったいないので、下北まで買い物に。案の定ものすごい人出で、南口の商店街を歩くだけで一苦労。シャツと靴を買いたかったのだが、どの店もごった返していて品定めをする気力が奪われる。フラフラとおびき寄せられるようにレコファンに入ってしまい、気が付いたら手には数枚のレコードが…。何をしとんねん。予想外の出費をしてしまったので、ユニクロでシャツを1枚だけ購入して帰宅。
 購入した内の1枚、リトル・ミルトンのチェス時代のコンピレーション2枚組を聴きつつ、ビール、もとい発泡酒を飲んで、これまた贅沢な時間を味わう。リトル・ミルトンと言えばスタックス時代の方が有名で、チェス時代の音源は恥ずかしながら初めて聴いたのだが、やたら(・∀・)イイ!!な、これ。Side4がライヴになっていて、ジャケットによると76年に発売されたこのコンピレーションで初めて登場した音源のようだ。今日はアル・グリーンがゴスペル歌手だった頃に出したアルバムの内、持っていなかった2枚もゲット。これは今度の休みにでも聴こう。楽しみだ。
 昨年7月に落雷のため故障してから、我が家にはずっとテレビが無かったのだが、最近必要に迫られテレビを購入した。と言ってもヤフオクで落札した中古品で、7年前に発売されたSONY製のブラウン管のやつ。25型で落札額は1万円也。これが届いたここ数日、久々にテレビというものを見ている。相変わらずつまらない番組ばかりであることを確認しつつ、それでも生活のパターンが変わったことが何となく新鮮。ほとんどはメシ時のBGM程度の感覚で、見るとはなしに、つけっ放しにしておくだけだが、今日初めて真剣に見てしまう番組に出会った。NHKスペシャルの「日本国憲法誕生」がそれである。改憲派がよく口にする「今の憲法GHQによって押し付けられたものだ」「たった1週間で作られた」という言い分はデタラメであることがよく分かっただけでも収穫であった。


 最近は日記の更新にも消極的なので、たまに更新した時にはネタを放出しておく。
NYLON「あの娘のシルエット」ビデオクリップ
 サード・アルバム発売と同時に全国ツアーを展開しているNYLONのビデオ・クリップが登場。サードにも収録されている「あの娘のシルエット」である。このバンドはずっと応援してきているので、ほとんど身内の感覚なのだが、こういうビデオを見ると改めてスゴイバンドだなと思う。
「お金」から紐解く音楽シーンの現在と未来
 フリーマガジン『CINRA』vol.13の特集より。高橋健太郎インタビューなど、読み応えのある記事が並んでいる。大変素晴らしい。
UAインタビュー「毎日、精一杯やるだけ。魂が喜ぶように、光の導くままに。」
 髪型のせいか、ルックスがパティ・スミスっぽくなってきたような。来月には久々のシングルの発売が決定済。アルバムも6月には出るとのこと。ツアーもやるのだろうか。また忙しくなるな〜。
パティ・スミスの過去作品8タイトルが紙ジャケ化!
 ついにここまで来たか。ディスクユニオンは全タイトル購入で収納箱の特典か何か付けるような気がする。コレクターとしては無視できないところが辛い。ところで『Peace & Noise』はパティのお気に召さず、回収されたアナログ盤のジャケットで出るのでしょうね。
 紙ジャケと言えば、もうじきスライも発売になるのだった。う〜む。元々無い金がますます足りない。
パティ・スミスインタビュー「Talks New LP, Rock Hall, Inspiration 」
 Pitchforkという音楽ニュースサイトに掲載されたもの。還暦を過ぎても前向きさを失わない姿勢は驚異的。