夢のような話や…



実態ない原稿料3億円、厚労省職員に所管法人が支払い

 厚生労働省所管の特別民間法人中央労働災害防止協会」(東京都港区)が東京国税局に多額の申告漏れを指摘された問題で、厚労省職員ら延べ632人に対し、執筆の実態がない原稿料3億5700万円が支払われていたことが分かった。
 厚労省によると、この原稿料が支払われたのは、1998〜2001年度に増刷された労働衛生の法規やマニュアルに関する書籍で、延べ632人の執筆者については、「外部の識者なども含まれているが、大半が職員とみられる」(同省安全衛生部)という。同省の内規では、原稿料について「400字4000円まで」か、「定価に出版部数をかけた額の10%まで」と定められており、初版時と増刷時について区別していない。

 原稿1枚4,000円、もしくは10%の印税かあ。私なら書いてもそんなにもらえないぞ。