Not a MAD Crew

秘蔵写真



 朝からまた通院。今日は昨日の残りで、心電図だけ。祝日なので病院もその周辺も閑散としていた。私は検査だけだからいいけど、こんな日も当直で勤務する医師や看護婦さんはご苦労なことである。
 その看護婦さんが「これ、うちの科の一同から」と言ってビニールの小さな包みをくれた。中身はクリスマスカードとハチミツこんぶだった。ハチミツこんぶの袋には「おいしく食べてヘルシー!海からの贈りもの、こんぶ珍味」のコピーが書かれていた。さすが病院が配るクリスマスプレゼントは健康的だ。しかしこの病院には6年通っていて、クリスマスプレゼントなど貰ったのは初めてだな。尤も私はクリスマスという習慣の無い家に育ったので、プレゼント自体貰った記憶が無く、何であってもいただけるものは嬉しい。
 昼過ぎ帰宅。珍しく留守電のランプが点滅しており、再生してみると少し慌てた声で「○○○ですけど、年賀状の印刷ができ上がりました。今日宅急便で送りましたから、明日には届くと思います。お願いします」と入っていた。明日、家には注文してもいない年賀状が届くようだ。神よ、いくらクリスマスでもこんなものまでいただいて良いのでしょうか。
 今日は年末恒例のMAD 3のワンマンライヴが下北Shelterで行なわれる事になっていたのだが、まだ腰に痛みがあるため断念。あの爆音とモッシュの渦に巻き込まれたら、確実に死んでしまうと判断したからだ。結局今年はMAD3のライヴを一度も観られなかった。かつては都内でのライヴはほぼ追いかけ、年に10回は観ていたのに、何という体たらく。春から6月ぐらいまで、エディさんが体調を崩し活動を休止していたことを差し引いても、我ながら酷いと思う。贖罪の意味を込めて、傑作アルバム『BLACK LEATHER BLITZ』を3回聴く。
 ただ仮に身の危険を冒す必要が無かったとしても、今は経済的な事情が許さなかっただろう。ドリンク代を入れても高々3,000円のチケット代に窮するのだから、情けない。今のペースで通院がある限り、まともな仕事には就けそうにないし、どうすれば良いのか。宝くじが当たってくれればなあ。あ、でもくじを買う金が無いや。
SUPERSNAZZのトモコちゃんが寄稿したコラム
 LOFTのWeb版「ROOF TOP」に掲載されたもの。泣ける。トモコちゃんがこれほどシンディ・ローパーに入れ込んでいたとは知らなかったな。こういう話を読むと、方向性さえ間違わなければいつか報われる日が来るのだと信じられるような気がする。