坂を下って 国立へ行こうか
◆大雨で早明浦ダムの貯水率回復、４か月ぶり１００％に
未だ各地で被害を広げている台風14号だが、一方でこういうこともある。ダムの貯水率がリアルタイムで分かるこういうサイトがある。私は時々チェックしていたのだが、確か一昨日の時点で早明浦の貯水率は３％台であった。いかに大量の雨が降ったかを物語る。
◆PJ・ハーヴェイとビョークが歌う「Satisfaction」
mixiで拾ったネタより。94年のBrit Awards授賞式でのパフォーマンスのようだ。時間は短いものの、内容が濃いこと！圧巻。参りました。もう何度も見て唸っている。
94年というと既にビッグネームではあったけれど、まだ２人とも若手の域を出ていなかったはずだ。しかし大物の片鱗は充分伺えますねえ。こんなに鳥肌の立つ映像というのもちょっと珍しい。
◆清志郎１６０万円自転車盗まれる
ロック歌手の忌野清志郎（５４）の愛用する自転車が盗まれたことが５日、分かった。清志郎はアマチュアライダーとして有名で、盗まれたのは１６０万円相当の特注品。２年前に購入してから全国どこへでもこの“愛車”で行っており、２５日にはハワイでの自転車の大会が控えている。「僕の相棒を返して。もし見かけた人は連絡していただければ」と呼び掛けている。
清志郎の愛車が盗まれたのは４日夜。東京・新宿区のＪＲ新大久保駅近くの知人宅敷地内に、知人の自転車と一緒にワイヤ状の鍵をかけておいたところ、清志郎の自転車だけ盗まれていた。すぐに知人が警視庁新宿署に通報した。
自転車は２年前に購入。茨城県つくば市の専門店「スポーツバイク・つくば・マツナガ」に依頼した特注品で、遠乗り用のロードレーサー（総重量６・８キロ）。イタリアの名品「カンパニョーロ・レコード」など最高級のパーツを組み込んでおり、フレーム（車体）のカラーはオレンジ。「ＫＩＹＯＳＨＩＲＯ」「Ｏｒａｎｇｅ」「ＰＲＯＪＥＣＴ ＭＥ」のロゴが入っているのが特徴だ。
清志郎が自転車を止めていたのは午後７〜８時。新宿署によると、わずか１時間でワイヤロックを切って盗み去っていることから、犯人が狙っていた可能性がある。周辺では最近、高価な自転車をターゲットにした窃盗事件が増えているという。清志郎は都内はもちろん、全国どこへでもこの“愛車”とともに行っており、文字通りの相棒。フレームの色から「オレンジ」の愛称で呼び、今春に「第１回自転車名人」を受賞した時も、この自転車に乗って現れた。
「３年間いつも一緒にいた相棒。何とか取り戻したいし、返してほしい」と悲痛な表情。１００マイル（１６０キロ）を走る大会「ホノルルセンチュリーライド」への出場まではあと２０日。海外へ売られたり、ネットオークションにかけられることも多いことから「もし見かけた方は連絡していただけるとうれしい。お礼は致します」と話している。
（スポーツニッポン） - 9月6日6時4分更新
この自転車ですね↓
自転車ごときがと言ったら失礼だが、160万もすることに驚いたし、転売市場が存在することにも驚いた。そういえばフェラーリも自転車を作っているそうだし、上には上があるのね。12,000円のママチャリに乗ってる身には別世界の話だ。２年前に購入したのに、どうして「３年間いつも一緒にいた」のかとか突っ込みは無用。清志郎の自転車への入れ込みようは有名で、ライヴの時など都内近郊はもちろん、フジロックまでも自転車でやって来てしまうほどだ。戻るといいけどねえ。
清志郎と自転車にまつわるこんなコラムがある。
四十数年前の東京西郊にあるK市。そのころはまだ「町」だった。小学校の前には、玉川上水から引いた用水が流れ、農家の人が野菜を洗っていた。小学校から、片側が桑の木と刈り込まれた茶が植えられた道をまっすぐ駅の方へ向かうと、清志君、つまり忌野清志郎の家だった。その先が幼稚園。僕たちは、この幼稚園で一緒になった。
清志君ちの斜め前に書道塾があり、ここでも一緒だった。
小学校にはいり、何年生かの時にプールが出来た。夏休みの最大の楽しみはそこで泳ぐこと。学校のプールで泳ぐだけでは足りず、麦わら帽をかぶり半ズボンにランニングシャツの少年たちは、多摩川縁に出来た隣町のプールにまで足をのばした。22インチの自転車に乗り、片道5km以上ある道を毎日のように通った。泳いだ後のアイスキャンデーが何にもましてうまかった。これが、僕たちのサイクリングの原点だ。
ここが「国立市中区３−１」なのだろうか。
かつて営業の仕事で国立を自転車で回ったことがある。その時は「僕の自転車のうしろに乗りなよ」と同じだ！と興奮しながら、必要以上に市内をグルグル走り回ってしまった。途中でちょっとサボって多摩蘭坂へ行ってみたり(笑)。こんなコラムを読むと久しぶりに国立へ行ってみようかという気分になる。該当の家はもう無いだろうけれど、場所は特定できそうだ。ビートルズのファンがリバプールを詣でるようなものだ。
以前住んでいた所から今の家へ引っ越す前、どこに住むか決めかねていた時「そんなに好きなら国立に住めばいいじゃん」と言われたことがある。バカヤロー、恐れ多くて住めないんだよ。
- 追記
