コロッケを齧りながら編



もし60年代に生きていたら?
 Totちゃんのところで見つけたのでやってみました。結果は…

You are a Hippie. Wow.


What kind of Sixties Person are you?
brought to you by Quizilla
 うむ。納得。


覚せい剤所持、映画監督・豊田利晃容疑者を逮捕
 あああぁぁ…。何が残念かって、この監督の映画『空中庭園』の主題歌はUAが担当しているのだ。現行犯で逮捕されていては有罪は間違いないだろうから、10月に予定されていた公開は無期延期だろう。主題歌を収めたサントラは9/22発売予定だったが、こちらも危ういな。
 大きなお世話だが、豊田利晃は映画界だけでなく音楽界にも広く交流を持っているので、芋づる式に逮捕者が出なければ良いけど。


セックス・ピストルズとシャム69が殴りあい

セックス・ピストルズジョン・ライドンとシャム69のジミー・パーシーが、アメリカ大使館で殴り合いのケンカを始めたそうだ。70年代から仲の悪かった2人。過去のことを水に流そうとライドンに握手を求めたパーシーだったが、コーヒーをかぶせられたという。
両者はビザ申請のため訪れたアメリカ大使館で対面したようだ。パーシーは『The Sun』紙にこう話している。「ジョニー(ライドン)と俺は、ウマがあったためしがない。でも、あの脱色ヘア野郎には25年も会ってなかった。奴が姿を見せたときに、マズイって思ったんだ。でも“過去のことは水に流そうぜ”って握手を求めたら、奴は“うせろ!”ってコーヒーをぶちまけやがったんだ」同紙によると、その後、殴り合いのケンカが始まったという。
しかしながら、ライドンはパーシーの話を“ウソだ”と否定している。「安っぽい作り話だな。あいつが俺と同類のわけないだろ。モックニー(ロンドンの訛りコックニーを真似た話し方)で喋るニセモノの言うことを信じるのか?」
同紙によると、蹴りによって応酬したパーシーだったが、2人は大使館に配属された警官によって引き離されたという。

 さすが!!ライドン先生は相変わらずです。ウソをついているのは絶対にライドン先生の方だろ(笑)。あ〜あ、ピストルズ再々結成しないかな。前回の再結成公演を見に行かなかった私は、年端もいかないまぬけ野郎だったよ。あんなに分かりやすい幻想を幻想と見抜けず、「パンクとかけ離れた行為」とか思っていたのだから。今では後悔している。今度ライヴを見る機会があったら、必ず駆けつけてライドン先生にキャベツとか投げてみたい。


トーキング・ヘッズ、オリジナル作8タイトルをDualDisc盤化

【各作の主なボーナス内容(CD面+DVD面)】
●1977年作『サイコ・キラー’77(Talking Heads:77)』
・Psycho Killer - acoustic version 5.1 mix *未発表
・Uh-Oh, Love Comes to Town - alternate 5.1 mix
・Pulled Up(1978年 米カリフォルニアでのライヴ)
・I Feel It in My Heart(1976年 米ニューヨークでのライヴ)
●1978年作『モア・ソングス(More Songs About Buildings and Food)』
・The Big Country - alternate versions
・I'm Not in Love - alternate versions
・Thank You for Sending Me an Angel - alternate versions
・Stay Hungry - 1977 version
・Warning Sign(1978年 米カリフォルニアでのライヴ)
・Found a Job(1978年 米ニューヨークでのライヴ)
●1979年作『フィア・オブ・ミュージック』
・Cities - alternate versions
・Life During Wartime - alternate versions
・Mind - alternate versions
・Dancing for Money - unfinished outtake
・Cities(1980年 ドイツ・テレビ番組『Rockpop』出演時)
・I Zimba(1980年 ドイツ・テレビ番組『Rockpop』出演時)
●1980年作『リメイン・イン・ライト』(写真)
・Fela's Riff - unfinished outtakes
・Double Groove - unfinished outtakes
・Right Start - unfinished outtakes
・Once in a Lifetime(1980年 ドイツ・テレビ番組『Rockpop』出演時)
・Crosseyed and Painless(1980年 ドイツ・テレビ番組『Rockpop』出演時)
●1983年作『スピーキング・イン・タングズ』
・Burning Down the House - alternate 5.1 mix
・This Must Be the Place (Naive Melody)
●1985年作『リトル・クリーチャーズ
・Road to Nowhere - early version *未発表
・And She Was - early version *未発表
●1986年作『トゥルー・ストーリーズ』
・Papa Legba - 5.1 mix
・Wild Wild Life - videos
・Love for Sale - videos
●1988年作『ネイキッド』
・Sax and Violins - 5.1 mix
・Blind - video

 めでたい!トーキング・ヘッズの各アルバムはいつになったらリマスターしてくれるのだろうと常々不満に思っていた。実は現行盤は15年以上前にリリースされたCDとしては音質はそれほど悪くないのだけれど、ここ5〜6年の間に発売されたものと比較すると、やはり音圧が足らず、聴き劣りするのだ。2年前に発売されたボックスセット『Once In A Lifetime』はリマスターされていて、さすがに溜飲の下がるような良い音に仕上がっていた。でもボックスセットって誰でも経験あるだろうけど普段聴くには不便なのよ。また『Once In A Lifetime』は装丁が凝りに凝っていて、並みのボックスセット以上に取り出したり、しまったりが実に面倒くさい。今回は各アルバムをセットにしたボックス仕様で発売されるようだが、ぜひ出し入れが容易なものにしてもらいたい。もしくはバラ売りでも出してもらいたい。
 リンク先のCDJournalの記事によれば「CD面にはオリジナル・メンバーのジェリー・ハリスンによって新たに作られたリマスター音源」とある。『Once In A Lifetime』のリマスターは信頼のボブ・ラドウィッグ印だったので、新たにやり直した別マスターということになる。公表されているボーナス・トラックも未発表の素材が多いようで楽しみだ。
 ひとつ問題はデュアルディスクでの発売だということ。例のCDとDVDを貼り合せて1枚にしたディスクである。実はこれ、CD面はコンパクトディスク規格を満たしていないのでCDのロゴは付けられていないし、各オーディオメーカーは再生を保証していない(例→ここ)。つまりCDS-200のCCCDみたいなものなのだが、少し調べたところ普通のCDプレイヤーで再生できなかったとか、プレイヤーが故障したなどの不具合の報告は見つからなかった。ただ、ディスクそのものが普通のCDより厚みがあるため、スロットイン方式のプレイヤーだと入らない、もしくは入ったまま出てこないといったことはあるようだ。
 そうした問題があるために、今のところ日本のレコード会社はデュアルディスク製品を発売していない。の割には東芝EMIのように再生保証の無いCCCDを相変わらず発売している会社があるのは不思議だが。恐らくこのトーキングヘッズのカタログも日本盤はデュアルディスクでは発売されないだろう。