今更フジ雑感&つれづれ編

k_turner2005-08-04



 今になって電車男(のまとめサイト)を読んで泣いた私が来ましたよ。あれ、よくできてるなあ。壮大なネタだったとしたら天才の仕業としか思えない。
 それはともかく、フジロックが終わって今日で4日。まだ社会復帰を果たしていません。中川敬のMCを聞いた時、嫌な予感はしたんだ。その通りじゃんか。本来なら新しい仕事に就いてもう働いていなければならない時期なのだが、思うような求人が見つからないのと、この暑さにやられて行動力が伴わない。今日やったことと言えば昼に渋谷まで出て、フジの直前までやっていたバイトの給料を受け取ってきたぐらいだ。一方で取材と原稿の依頼を貰ってしまって、こちらも取り掛からねばならないのだが、これをやっていると本当に職探しができなくなってしまう。原稿料が入るのはかなり先だし、優先すべきは職探しだよな。冷静に判断すれば。
 一寸先どころか、既に闇の中にいるような気がする今日この頃、ニートな午前2時を楽しみながら、実況レポでは書き漏らしていたフジの感想。
 実際見たライヴアクトは、概ね当日携帯から書き込みした通り。通りすがりに1〜2曲だけ聴いたとかいうのはいくつかあるが、もうよく覚えていない。ちゃんと見たアクトで書き漏らしていたのはスティール・パルス。これはほぼ全編見た。今年の出演者でルーツ・レゲエのバンドは彼らだけと言っていいので、期待はしていたが期待通り、というかな〜んも変わってなかった。ロックを意識したギターはやや時代がかって聴こえたものの、基本的には太い音でさすがの貫禄。一昨年のスライ&ロビー同様、ベテランのレゲエ・バンドを毎年1組ぐらいは見たいものだ。
 スティール・パルスもそうだが、今年はホワイト・ステージばかり見ていた。1日の3分の2がホワイトで、合間にヘヴンとオレンジとジプシー・アヴァロンを行き来した感じ。グリーン・ステージは2日目のエディ・リーダーと3日目のナック、ビーチ・ボーイズしか見ていない。レッド・マーキーに至っては一度も立ち寄らなかった。もちろん見たくてもタイムテーブルが重なっていて見れなかったアクトも沢山あるのだが、個人的嗜好がグリーン、レッド・マーキー以外に向いているのは間違いないだろう。いかにもロックですと言わんばかりの若いバンドにはあまり食指が伸びず、それよりはベテラン勢や、新興でもスカ、ダブ、ラテンなどをミックスしたバンドを中心に見ていた。例外はあるとはいえ。
 3日を通じて個人的なベストと言えば、ギャング・オブ・フォーか。次点はポーグス、ボノボマーズ・ヴォルタソウル・フラワー・ユニオン忌野清志郎ロス・ロボスなど…。次点が多すぎるっちゅうの。しかし例年のことながら見てがっかりしたというアクトは少ない。逆に後から話を聞いて「見たかった!」と思うのも多数。身体が3つ、4つに分かれない限りこればっかりはどうしようもない。