iTMS日本版いよいよスタート
 アップルの音楽配信サービス、iTunes Music Storeの日本版がやっと、やっと、スタート。黒船襲来までずい分と時間がかかったものだ。
 オフィシャルページには早速邦楽勢中心のコンテンツがいろいろとアップされている。1曲あたり150円という値段は、まあ納得できる範囲。ただしソニー所属アーティストに関してはまだ購入できないようだ。この記事によると、ソニーは自社で既にスタートさせている音楽配信サービス「Mora」があるため、iTMSへの参入を控えているらしい。ただMoraで配信されている規格はiPodに対応していない上、1曲あたり210円程度とやや高いので、ユーザーがどちらを選ぶかいずれ決着がつくような気がする。両者が共存できる期間はそう長くはないのではないか。
 詳しい仕様に関してはお馴染み音楽配信メモの速報が詳しい。今まで闇バイヤーからこっそり買う必要があったギフトカードが堂々と買えるようになった点だけでも大きな進歩。日本のiTMSでは1曲150円でも、アメリカのiTMSなら99セントで買えるので、今の為替レートなら洋楽はアメリカから買う方が賢明かと。


108人ユニット「煩悩ガールズ」デビュー

 108人のメンバーで構成された女性ユニット「煩悩(ぼんのう)ガールズ」が、10月8日に「い・け・な・いルージュマジック」でデビューすることが2日、分かった。ユニット名は、仏教で108あるとされる煩悩から名付けた。所属レコード会社によると、108人の歌手グループは世界でも例がなく、ギネスブックに申請する準備を進めているという。メンバーは大手プロダクション所属のモデルで、年齢は18〜26歳。4人はニューハーフだ。
 108人をまとめるスタッフは「メーク代も1回数十万円かかるし、控室や移動バス、弁当の準備も大変」という。メンバー同士のトラブルも多く、写真撮影では後方のメンバーが「もっと目立つ場所に立ちたい」と主張。愛咲陽子がソロパートに決まると、ほかのメンバーから「何で私じゃダメなの」とクレームがついたという。スタッフは「何するにも一苦労。煩悩だらけです」と悲鳴を上げている。
 新曲は坂本龍一忌野清志郎のヒット曲のカバー。発売日に渋谷109でイベントを行い、その後、テレビ出演も予定している。

 どうしよう…。突っ込みどころがあり過ぎだ。アイドルグループって、例えウソにしても夢を売るのが商売だと思っていたが、煩悩の塊であることが売りになっているのはスゴイ。「メンバー同士のトラブルも多く」ってわざわざ記事にさせるあたりが最高だよな。タレントの売り出し方はここまで来てるのか。
 いっそのことヒット曲を出して紅白とか出て欲しい。楽屋に入りきれないので出演辞退など、話題作りもしやすそう。仮に本当に出演することになったとしても108人もいると2〜3人欠席しても誰も分からないだろうし。


岡部好写真展『清志郎』
 忌野清志郎の名前が出たので、思い出した。実はこんなイベントがあります。
 3年前、写真集『清志郎』を発売した写真家、岡部好氏による写真展が銀座アトリエスズキにて開催。

会期:2005年8月12日(金)〜8月21日(日)
   会期中無休  11:00 - 6:30

会場:アトリエスズキ
   〒104-0061
   東京都中央区銀座5-5-13 並木通り坂口ビル4F
   TEL: 03-3571-4877
   入場無料
   http://www.atelier-suzuki.jp

 岡部好氏の写真は私も大好きで、この写真展は必ず行くつもり。彼のオフィシャル・サイトには清志郎以外にも、ミュージシャンを中心に多くの写真が掲載されており、どれも美しくエネルギーの感じられるものばかりです。エルヴィス・コステロウィルコ・ジョンソンも撮ってるのは個人的にも嬉しい。