4/29Billyさん追悼ライヴ＠横浜F.A.D
Have Not's青木さんが企画して急遽実現した、ギターウルフのビリーさん追悼イベントの模様を今さらながら。
四日市が生んだ轟音ガレージバンド。ライヴを見るのは何年ぶりだろう。サン・ラみたいなサックス奏者が加わって４人編成になっていた。昼の12時スタートという悪条件ながら、猥雑な空気をたくさん放って行った。最高です。
- Blue III
革ジャン、グラサン、リーゼントで決めたR&Rトリオ。音は見た目より攻撃的でなく、オーソドックスなロックンロール。ストーンズの曲をやったりして、パブ・ロック風の佇まいも。看板に偽りなく、ヌンチャクを振り回すパフォーマンス有り。
- Gasoline
こちらも四日市出身。R&B色の強いガレージバンド。私にとってヒロシ・ヘルが抜けた以降のライヴはこれが初めてだった。今は女性のベーシストが入った３人編成。短い持ち時間だったが、ガソリンらしさは堪能できた。ギターウルフがいつもやる客をステージに上げるパフォーマンスも披露。その写真が無くてごめんよ。
- Have Not's
主催者のハヴ・ノッツ。こちらもライヴを見るのは久々だった。音はよりソリッドに、少しOiパンクの要素も強まったみたいで、合唱できるキャッチーな曲が多くて無条件に盛り上がる。モッシュ、ダイブの頻度はこの日最高だったはず。演奏も良かったけど、客が皆、このライヴが実現したこと、この場に来られたことを感謝している様子が良く分かって感動的だった。
- Gyogun Rend's
そしてトリはこの日のために3年ぶりに復活したギョガンレンズ。ヒロキングの開口一番「イエ〜、ハニ〜」が聞けただけで胸が一杯になった。さすがに演奏は往時と比較すると切れが失われていたけれど、それは仕方のないところ。舞台袖では当日の出演者も多数見守っていたし、何より観客の盛り上がりも半端ではなかった。彼らが惜しまれつつ解散したこと、今もなお支持されていることが良く分かった。トミー(写真が無くてすまん)の調子は良さそうで安心した。貴重なものを見せてもらったよ。
最後にHave Not's青木さんから挨拶。昼の部に無理矢理ねじ込む形で実現したイベントで、午後２時過ぎには終演。ビリーさんの急逝という悲しい切っ掛けでこそあったものの、これだけの面子を揃えて、イベントを成功させた青木さんには最大限の感謝を。この後会場近くの公園で、酒を持ち寄っての打ち上げが行われた。都合により私は参加できず、非常に残念。
この日の写真はこちらにもあるので、よろしければどうぞ。
