生きてるって言ってみろ

it’s been a hard day’s night



 殺されたくないなら殺せ


 深い意味は無いです。時々生存確認をしておかないと、自分でも不安になるから何か書いておかないとと思っただけ。最近はすっかり日記の更新から遠ざかっているのに、カウンターが毎日100以上は回っている事実に申し訳ないという気持ちも少しある。
 ビデオ販売の仕事を本格的に始めたのが4月の20日頃。それ以降完全な休日は1日も無かった。最近は慣れてきたのと、効率化を図ったことで、最初の頃のように1日14時間労働なんてことはなくなって、せいぜい10時間程度働けばこなせるようになった。通勤を伴わないので、会社勤めをしていた頃よりは時間的な余裕もでてきている。ヤフオクの評価は30を越え、入札もコンスタントに入るようになってきた。昨日など1日の売り上げが初めて1万円を超えた。何となく順調に回転し始めたような気がする。
 でもビデオ販売はしばらくお休みするつもり。元々これ1本で生計を立てていくつもりは無くて、別の仕事と平行してのサイドビジネスと考えていたのだけれど、そのもうひとつの仕事が諸事情あってスタートできないまま今日に至っている。いつスタートするのかはまだ見通しが立たないので、仕方なくビデオ販売で生計を立てざるを得ない状況になっていたのだが、現状を冷静に分析するに今の売り上げでは不可能だろうと。そう判断したのが1週間ほど前。
 で、この1週間はビデオ販売を続けながら別の仕事を探していたのだ。と言ってもどこかの会社に就職する気はさらさら無くて、上記の別の仕事の予定も有るには有るので、あくまでサイドビジネスとして探していた。捨てる神あれば拾う神ありというか、上手い具合に歩合制の営業の仕事が見つかり、先週面接を2度受けた。まだ詳しいことは言えないが、マルチとか怪しいものでもなく、納得して販売できる商品でもあったし、何よりこちらと先方の求める条件が合致したのはありがたい。20日に正式に決定が出れば来週からそちらの仕事に取り掛かる予定だ。11日の日記に貼った写真は履歴書用に撮った写真だったのだよ。
 ということでそちらがどうなるのか未定なので、ビデオの出品はしばらく凍結する。まだ在庫が1000本近くあるから、辞めないけどね。営業をメインの仕事にしながら、できそうな範囲でぼちぼち出品していこうと思っている。
 この状況を他人から見たらどう思うのだろうか。30代後半にもなって将来的な保証は一切無いし、家賃が払えるかどうかすら怪しいのは我ながらどうかと思う。しかし精神的には会社勤めをしていた頃より安定している。睡眠時間も最低6時間は取るようにしているので、体調は良い。3月まで勤めていた会社には毎日毎日うんざりさせられることだらけで、その上待遇は年々悪くなり、手当てがどんどんカットされるので4年連続で年収がダウンしていたのだ。私の鬱の原因の半分はあの会社にあって、勤めていれば食いはぐれることこそなかっただろうけれど、精神的には追い詰められ、勤務し続ける価値は無いと思ったから辞めたのだ。今は一ヶ月先のことも考えられないとはいえ、全ての責任が自分自身にしかないことが非常に楽だ。儲からない、生活していけないとしても、それは自分に能力が無いから、見通しが甘かったからであれば、誰を責めることもできないから納得できる。逆に努力が実を結べば望む状況に変えられる、変えられる可能性のある将来があると思うと生きている張りが出てくる。会社勤めをしていた頃には考えられなかったことだ。