メアリー・ホプキン、ジョージ・ハリスン他 アップル紙ジャケ・シリーズ続々登場!
 バッドフィンガーに続いてアップルのカタログが続々と紙ジャケ化。4月にメアリー・ホプキンの3W、6月にはジョージ・ハリスンを含む7Wが。これはビートルズの紙ジャケ化への布石か?そもそもアップルレコーズのオリジナルアルバムってビートルズのカタログを入れても30タイトルぐらいしか無いはずだ。いっそのことレーベルコンプリートで出せばいいのに。紙ジャケを買う人の半数以上はコレクターでしょう。MJQもラヴィ・シャンカールも、コレクターなら泣いて喜ぶよ。


納豆を一万回混ぜる
 チャレンジャーの宝庫、デイリーポータルZより。納豆は混ぜるほどに美味しくなるという話を聞いて、それなら1万回混ぜるとどうなるかを検証してみたそう。結果は、まあリンク先を見てちょうだい。
 この記事を読んではたと気づいた。どうして納豆は混ぜられた状態で売られていないのか。
 先日スーパーで「水を切らなくていい豆腐」なるものが売られているのを発見して、たいそう驚いた。パック詰めになった豆腐でありながら、水が張られていないのでフィルムのふたをはがせばそのまま食べられるという代物だった。そういえばかつおぶしと言えば今では削られた状態で真空パックになっているものがごくポピュラーだが、私が小さい頃はまだ家庭で削っていたものだ。若い人は知らないかもしれないが、チョコレートは進駐軍に恵んでもらって食べるものだったんだぞ。(注:微妙に誤った情報が含まれています)
 このように現代ではなるべく手間をかけないで済む、ズボラをかませるような商品がたくさん売られているというのに、どうして納豆だけは食前に混ぜるという行為から解放されないのだろう。デイリーポータルZでも触れられている通り、400回以上混ぜた魯山人納豆はまろやかな風味で美味だとある。グルメがはびこる現代日本で、「魯山人納豆」の状態で商品化されていないのは解せない。
 保存が難しいとか、コストが見合わないとか、商品化する上で乗り越えられない障害があるのだろうか。しかし技術大国であり、リストラに継ぐリストラで平成不況に対処している我が国の産業界において、この程度の商品が開発できないとは考えにくい。
 「混ぜなくていい納豆」「かの魯山人が食していた納豆」の触れ込みで発売すればヒット間違いなしだと思う。全国の納豆製造業者の皆さん、ご一考を。商品化の暁にはアイディア料として一部ロイヤリティをお願いします。