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k_turner2004-12-02



iTunes Music Store限定のライヴEP
 遂にこの日が来たか。iPodのヘヴィユーザーでもあるエルヴィスなので、いつかはこういうことが実現するだろうとは思っていた。今年9月23日にニューヨークで録音されたライヴ5曲が、現在iTunes Music Storeで有料配信されている。曲目は以下の通り。

The Delivery Man (Live for iTunes)
The Monkey (Live for iTunes)
Needle Time (Live for iTunes)
Monkey To Man (Live for iTunes)
Button My Lip (Live for iTunes)

 ご存知の通り日本ではiTunes Music Storeからは「一般的なルートでは」まだ購入することができない。ただ裏技もよく知られており、ヤフオクでは購入用のギフトカードが出品されているし、秋葉原などでもこっそり売られているようだ。このカードを使えば日本からでもダウンロードできるらしい。今日は時間が無くてそこまで手が回らなかったが、近日中にトライしてみます。
 そもそも私はパソコンでCDを聴く時は今までMedia Playerを使っていて、今日初めてiTunesを入れてみたのだが、音が良くて驚いた。こりゃあ流行るはずだ。件のライヴEPからは、「The Delivery Man」が30秒だけ試聴できる。しかしこのジャケット写真(?)がまた良いねえ。ふてぶてしいオヤジ集団って感じ。皆老けたとはいえ。
サー・ポール・マッカートニーが語る「最高の共作者はエルヴィス・コステロ」
 イギリスの新聞「The Independent」紙に掲載された、ポール・マッカートニーのインタビューより。読者から寄せられた質問に対し、サーが答えている内のひとつ。

Of all the other songwriters you've collaborated with since the break-up of the Beatles, which partnership did you think worked best? Gareth Jones, by e-mail

Elvis Costello. He and I sat down with two acoustic guitars and threw ideas at each other. When we were happy enough with the result we made a quick demo to capture the feel. It was also a great privilege to work with Stevie Wonder.

 ビートルズ解散後に共作したソングライターの中で、誰がベストだと思いますか?

 エルヴィス・コステロだな。彼とは2人で座って、アコースティック・ギターを抱えながらアイディアを出し合ったんだ。2人で感じを掴んで即席のデモを作った時には、その出来に大いに満足したよ。スティーヴィー・ワンダーと一緒にやれたのも、大変な名誉だったね。

 よく言われるように、80年代後半に低迷していたポール・マッカートニーを蘇生させたのは、エルヴィスである。エルヴィスとの共演に触発されたポールは、傑作『Flowers In The Dirt』を完成させ、10年ぶりのワールド・ツアーも敢行し、復活を遂げた。そのことは本人も自覚していたのだな。