デタミネーションズが朝霧に?!?!
掲示板に寄せられた情報より。既にオフィシャルサイトにて解散を発表、9月に予定されていたスカタライツオープニングアクトと福岡でのフェス出演をキャンセルしたDeterminationsだが、ミサトさん(正体は明かせませんが、業界関係者です)が言うにはプリンス・バスターと共に朝霧ジャムへの出演予定があるとか。
単独出演ならまだしも、バスターのバッキングというあたりが信憑性ありそう。バスターが来日するなら既にスケジュールは切られているだろうし、出演する以上誰かがバックを務めねばならない。となると過去にそれを担当したことがあるデタミに白羽の矢が立つのも自然。デタミ名義ではなく、一部メンバーを変更して元デタミの面々がステージに上がるということは充分考えられる。
ただしあくまで非公式な情報なので、信じる信じないは自己責任で。
箱を買った人は怒ってよし
先日発売になったジョージ・ハリスンのボックスセット、『The Dark Horse Years 1976-1992』に入っていたDVDが単品として発売決定。何だよ、これ。このDVDはボックスセットの目玉で、ボックスを買わないと見ることができない代物だったので、これ見たさに箱を買った人も多数いるはずなのに。しかも日本語ブックレットが付いているとはいえ、4,300円(税込)はどう考えても高い。音楽DVDは映画などに比べると割高感が強いのが一般的ではあるのだが。
こういう消費者の反感を買うような商売をしているから駄目なんだな。「CDが売れない」「レコード業界は斜陽産業」などと言われるが、ほとんどの原因は自ら招いたこと。CCCDにしろ輸入権にしろ、既得権益を守ることを最優先に考えて消費者利益をないがしろにしているから愛想を尽かされるのだ。こんな基本的なことが理解できない業界に期待するのは実に空しい。
このDVDが見たい人はバラ売りで買わないで、アメリカ盤ボックスセットを買いましょう。アメリカ盤ボックスセットなら当然CD7タイトルも付いて、DVDは日本語字幕入りでリージョンフリー。一時供給不足で入手困難ではあったけれど、今ならアマゾンでも買えるし、日本盤DVDに7000円ちょっと足すだけ。DVDが見られて、ダークホース時代のCDが1枚あたり1000円程度で入手できると思えばかなりお買い得。しかもれっきとしたCDでCCCDではない!同じ輸入盤ボックスでもEU盤はCDとCCCDの2種類があるし、DVDは日本語字幕が無い上、PAL対応プレーヤーでしか再生できないのでご注意あれ。
iTunesになぜなれない? 顧客志向が必要な日本の音楽配信
上の話に関連して、こんな記事を見つけたので。日本で音楽のネット配信が普及しない理由を考察している。その結論めいた部分を抜粋。

 しかし,ここまで見てきたように,レコード会社が主体となった国内の音楽配信は,今まであまりにも親会社の利益や既存の流通チャネルの都合に振り回されて,顧客の顔を見ずにきた。今後も音楽配信サービスの魅力を削ぐことが続くならば,決してこの新しいビジネスが軌道に乗ることはないだろう。

同感ですね。国内レコード会社に自浄能力は無さそうだし、レコード会社主導でネット配信が普及するのは100年かかっても無理だという気がする。