The End Is The Beginning Is The End



漫画で読む「ドラえもん最終回」
 泣けた。(ノД`)・゚・。
 あまりによく出来ているので、最初は本当にこういう作品があるのかと思った。調べてみたら元ネタは同人誌として発表されたものらしい。絵のタッチはもちろん、コマ割、アングル、ネームに至るまで、藤子・F・不二雄作品がよく研究されている。小学館からクレームが付いて、作者が公開していたサイトは既に削除されているらしいが、このクオリティなら故藤本先生も文句を言わなかったのではないかと思う。というか、言わないで欲しいものだ。
 ネット上の世論では優勢に立っている「著作権バッシング」の尻馬に乗るつもりはないが、例えば松本零士が言う「作品にかけた精神的な、気持ちの部分を理解してほしい」を理解するのなら、著作権は作者が生存していて、本人の意思が確認できる間だけ認めれば良いようにも思う。遺族が故人の意思を必ずしも引き継いでいるとは言えないのではないか。