Whatever happen to the teenage dream

k_turner2005-09-16



対談:大瀧詠一 vs 船村徹
 JASRACの連載企画。

船村: ビートルズといえば、私が東映アニメ「少年猿飛佐助」(1959年作品)の音楽でグランプリを獲った際に行ったロンドンで、偶然審査員として参加したオーディションにビートルズが出ていまして。何組かいた中の彼らだけがグループだったんですよ。他はみんなソロでして。「どの組がよいか?」と聞かれたので、「あの汚い4人組が一番面白いのでは」と答えたんですよね。

 ホントかよ、おい。ビートルズがそのようなオーディションにエントリーしていたという話は寡聞にして知らないなあ。ビーヲタの皆さま方、真相を調査してください。

大瀧: (略)
今後の活動は−特にありませんね(笑)。70年代から80年代にかけてはずいぶん頑張ったという自負がある。だから、私はもう既にいないものと思っていただきたい。各地の土壌でも研究しながら、人間として普通に暮らしていけたらいいなと。

 やっぱりそうか(笑)。生活の不安がない人はいいなー。


 ボランの命日であることに気付き、久々にT.REXを聴く。変な声の出し方とか、過剰なアレンジとか、あまりにも規格から外れ過ぎだ。これに近い感覚はフレディ・マーキュリーにも感じるが、フレディの場合はバンドがあり、ある程度才能のあるメンバーに囲まれていたのに対し、ボランはそういう面では恵まれていたとは思えない。ボランと対峙できる人と組んだらどうなっていたかなと、妄想しながら地下世界のダンディを偲ぶ。