ローリング・ストーンズ、最後の(?)ツアー発表

 メンバー4人の年齢を総計すると242歳になるローリング・ストーンズが、新たにツアーを行なうことを発表した。バンドが初めてライヴを行なってから43年が経つという。
 ツアーは、8月21日にアメリカのボストンからスタート。その前後にニュー・アルバムがリリースされるという。いつものことだが、今回のツアーがミック・ジャガー(61歳)、キース・リチャーズ(61歳)、チャーリー・ワッツ(63歳)、ロニー・ウッド(57歳)の4人にとって最後のものになるだろうと噂されている。
 関係者は『The Sun』紙にこう話している。「これまでで最大で最高のツアーになる。彼らのことを“おじいちゃん”なんて呼ぶ人もいるけど、現存するベスト・バンドの1つであることは確かだ」
 同紙によると、ストーンズはリニューアルしたウェンブリー・スタジアムでライヴを行なう最初のバンドになるという。

 上記はThe Sunをソースとしているようだが、肝心のSunの記事が発見できなかった。Sunの検索システムは重すぎて使い物にならない。他の海外メディアで探したら次のような記事を発見。

 ストーンズのオフィシャルサイトではまだ何も報じられていないものの、一様に「8月21日ボストンから」となっているので、恐らくそうなるでしょう。日本まで来るのかねえ。その前にくたばっちまうような気もする。いや、冗談でなく。チャーリーの様態は大丈夫なのかとか、キースはそんなにしわしわで(写真参照)大丈夫なのかとか、いろいろ心配である。


Billy氏追悼ライブ(下北沢シェルター)
 紹介が遅くなった。4/9に下北Shelterで行われた、ギターウルフのビリーさん追悼ライヴのレポ。「脳外海馬」さんより。
 読んでもらえれば分かる通り、当初は「GUITAR WOLF vs FIRESTARTER」として企画されていたライヴが急遽予定を変更し、TEENGENERATE、 The 5.6.7.8’S、 JACKIE & THE CEDRICS、TEXACO LEATHER MAN、 GASOLINE、 GOGGLES、 RED ROCK、 HAVENOT’S、JET BOYS ら、伝説の「Back From The Grave」に出演していた、もしくはちょっと間に合わなかったバンドが集結したイベントになった。
 急なことなのによくこれだけ集まったものだ。もちろん諸般の事情で出演したくても出演できなかったバンドもあっただろう。上記レポートを読むと出演者も観客も皆思いは同じであったことがよく分かり、涙なくして読めない。
 私はこのライヴには行けなかったのだが、その2日前、同じShelterで行われた恒例のリー・ブリロー・メモリアルを見た。そこでもピーズのハルが「これはドクター・フィールグッドの曲じゃないけど、いろんな人が逝ってしまったので」と断って「Stop Your Sobbing」(The Kinks)を演奏したり、アンコールではウガンダがはっきりと「リー・ブリローと、去年まで一緒にここにいた小島史郎(exポテトチップス)と、それから先週亡くなったギターウルフのビリーのために」とMCを入れた。その時の観客の熱い拍手を思い出すと今でも切ない気持ちになる。
 この日はTEENGENERATEとして出演したFIRESTARTERも、Finkが抜けてしまって今後の活動は今のところ未定のようだ。自分が会社勤めを辞めたせいもあるのだろうが、このところいろんなところでいろんな人やバンドやその他諸々が一区切り付けてしまうのが妙に目に付く。そういうタイミングなのか。