ワテ、ドラえもんだす



ドラえもんの声が交代へ 来春、大山のぶ代さん降板
 今さらな話題ですが。しかしニュース自体も驚いたが、朝日新聞が一面に載せていたのはもっと驚いた。ネット上でも今日一日はどこを見てもこの話題であった。国民的な関心事だったのだなあ。
 既に多くの人が異口同音に述べている通り、私も大山のぶ代に代わるドラえもんの声優は考えられない。誰が担当したとしても違和感を覚えるだろう。今のドラえもんが放送されるようになったのは私が小学校の6年生(歳がばれるが)の時だったが、それ以前、確か小学校2年生ぐらいの時にも、短期間ドラえもんは放送されていた。ただしその時ドラえもんがどんな声で喋っていたかは既に記憶に無い。それだけ大山のぶ代の声が適していたとも言える。あ、でも前代のドラえもんの主題歌は覚えているぞ。「♪やっしょー、まかしょ!」と花笠音頭の掛け声の入る音頭調のファンキーでグルーヴィーな曲だった。
 今回は大山のぶ代以下、レギュラーキャラクターの声優が全員リタイヤするとのことで、これまで通りの国民的アイドルとしてのドラえもんのイメージを維持することはほぼ不可能だと思われる。渥美清以外に誰も寅さんが演じられないのと同じである。ひとつ提案だが、思い切ってドラえもんの絵柄を変えてみてはどうか。劇画調でシリアスなドラえもんというのも考えたが、子供に好かれるキャラクターとしては不利だ。そこで私がお奨めしたいのは、今日のトップ画像に使ったドラえもんである。ドラえもんと言われればそんな気もするが、何か違うなあと思わせる造形の不気味さ。妙に手足が長く、何とポケットは独立している。しばらく見ていると青い着ぐるみのおじさんにしか見えなくなってくる。
 実はこの画像、mixiの「絵心なし」コミュニティで「ドラえもん」のお題にある方が答えたものなのだが、ここまでくるとドラえもんなのか何なのかよく分からない。でも憎めない何かがある。このドラえもんにはぜひコテコテの関西弁で喋ってほしい。声優は西川のりおあたりでどうだろう。